こんばんは。りったんです。
4月に入って、電車や駅とかで、新入社員と思われる初々しいスーツを着た若者をよく見るね~。毎年何気にこの時期ウキウキするんよね~。なんか、色々妄想ができるやん。同期のリーマン。萌えやわ~。


『愛の深さは膝くらい』 依田沙江美 芳文社 2008年

依田沙江美の最新作。発売を知った瞬間に購入した。今回も依田節きいてたわ~。

設定は教師×生徒もの。
代用教員で教師になった石倉先生は地元では有名な神主の息子で、これまでなかなかテキトーな人生(特に恋愛面)を送ってきた人。あまりにダラダラしすぎていたため、親のコネで無理矢理に教師をさせられることになり、書道部の顧問となる。そこにいたのが書道部1年坂下昴。
なぜだか、石倉先生にだけ冷たくあたり怒ってばっかり、でも側に寄ってかまってもらいたそうにする昴。気になるくせに素直に甘えれない昴の性格は今流行りのツンデレ系。そんな昴の態度が可愛く見えてしまう石倉先生(このへんが大人の余裕)。
そんな2人の少女漫画的ラブストーリー。
ちなみにたぶんまだ続いてると思う。

このお話、日常の学校生活をぼんやりほのぼのに描いていて、今のところエロも全然なくて、キスぐらいしかない。要するに、石倉先生と昴の心の動きだけで読ませている。が、あいかわらず読ませてくれる。
特に依田沙江美は、まだ大人に成りきれない子供っぽさ残る微妙な年頃の男の子の表現が非常に上手いと思う。
友達がコンドームを買うから、自分も買わないとカッコ悪いと思って、全く予定もない上、お金もないのにつきあいで買ってしまって後悔してる昴の場面はよくできてた。まわりに遅れを取るのが嫌、まわりと同じじゃないと、と思い背伸びしている感がいい。

今回の巻では、まだまだ2人のラブラブはあんまり見れなかった。たぶん続いてると思われるので、次巻の展開に期待。


ちなみに依田沙江美の作品は、不思議と読むたびに味わいが増していく気がする。
わかりやすいガッツリBLを求めている人にはものたりないかもしれないし、読み切りにもあんまり向かない作風だとも思うけど、長編になると、だんだんに味わいが出る。ゆっくりスローに描く恋愛模様の表現が上手いんやろうね。
私の中での超名作、依田沙江美著『チョコレートキス』(1~3巻)がまさにそう。チョコキスの1巻を初めて読んだとき、単調な物語の流れが今までのBLにはあまりない感じだったから、その時の私にはものたりず、面白さがいまいちよくわからなかった記憶がある。何回か読むうちになんとなく、あれ結構いいかもと思い始めて、2巻が出たのを本屋で見つけて、せっかく前の巻読んでるしと、軽いノリで買って読んでみたところ、やられた。そして3巻読んで、完全に落ちてしまった。今や何度も読み返す名作。
こちらも是非読んでほしい。

はあ、今さらながら値上げの波を実感しているヘチマです。

今日いつものカフェに行ったら、ランチが80円値上げされていて、

ちょっと悲しくなりました。


気をとりなおして、久々にヒットだった漫画を。


『イジワルな個人授業』十文字アリノ エンターブレイン 2008


この漫画、表紙の絵がほのぼの系の絵柄だったので買ってみた。

どうも著者初コミックスのようだけど、だいぶん書きなれた雰囲気。

どっかで見たような絵なんだけどなあ。


で、内容は理科教師×メガネ男子高校生、吹奏楽部の後輩×先輩、

幼馴染で高校の同級生ものの短編読み切り。

いちばんよかったのは、表題作でもある理科教師×メガネ男子高校生かな。


天文学が好きな森は、高校で天文部に入るが

活動しない部員ややる気のない顧問・理科教師の小宮山に幻滅する。

ほかの教師から小宮山が元天文台の研究員だということを聞いた森は、

天文学に関する質問を小宮山に聞きに行く。

すると、しぶしぶながらもおもいがけず丁寧に教えてくれる小宮山。

それをきっかけに2人は仲良くなっていく。

しかし、ある日天文部に廃部勧告がくる。

「先生と一緒にいられなくなる…」

森は、廃部を阻止するために観測会を計画するが、

当日、小宮山以外誰も来なかった。

2人だけで観測するうちに、小宮山がキスしてきて…というお話。


ちょっと幼い感じで地味系の森がかわいい!

白衣の小宮山先生もラフでかっこいい。


一番もえたのは、星空の下エッチ。やっちゃうんだな~冬空の下で。最後まで。

しかも絵柄はかわいいほのぼの系なのに、エッチシーンは熱い。

いいね~にやにや。


濃厚なキスをした後に、「邪魔」といって森のメガネを奪う先生。

かっこいい~~。

でも、好きだとはっきり言わずにやっちゃうのはどうかと…。

2人の4年後が終わりについてたのがよかった。ラブラブっす。


ほかの作品も、エッチのシチュエーションがよろしい。

吹奏楽部の後輩×先輩は、校庭でおさわり、教室でおさわり。

幼馴染で高校の同級生ものは連作なんやけど、下足室でおさわり、

トイレでエッチ。


おいおい!みなさん、公共の場ですので、慎んでください!って

つっこみを入れたくなるような、おいしいシチュエーション。

外っていうのはスリル満点で、こっちもどきどきしちゃうので、けっこう好き。


エッチシーンが印象深かったけど、ストーリーもよかった。

でもやっぱ絵柄!久々に好みの漫画家を発見した。

ほんとうれしい。はやく次の本が読みたいっす。

こんばんは。りったんです。
今日から4月ですね~。出逢いの季節、新しい年度。今年度も素晴らしいBLに出逢えますように・・・


『身勝手なあなた』 まさお三月著 リブレ出版 2008年

この本は本屋をうろついていた時、なんか雰囲気が私好みと思い、手に取った一冊。
なかなか素敵な読み切りが色々と載ってて楽しめた。

表題のお話は、年上天然我儘受と年下眼鏡忠犬攻。
高校時代の先輩後輩の仲の夏目(受)と辰雄(攻)。卒業後も何かと夏目の世話をやく辰雄は、昔から夏目のことが好き。
でも夏目は「彼氏と別れたから慰めて」と連絡もなしに辰雄のアパートにやってきて、セックスと美味しいごはんをもらっては、フラリと去ってはまたフラリと現れるような、つかめない人。
好きな人と抱き合えるのに、気持ちが一方通行で苦しい思いを抱く辰雄視点のお話。
もちろん最後はハッピーエンド。
夏目がやたらに可愛くて、変に純情なところがこのお話の良いところ。
セックスはガンガンにできるのに、電話するのが恥ずかしいとか、合鍵渡されても、使うのが恥ずかしいとか。妙なギャップがホント可愛い。
私的に夏目がめっちゃ可愛いな~と思った一番のとこは、高校時代の回想で辰雄をパシリに使うところ。

「ヨーグルト食いたい買ってきて」(夏目)
「はい」(辰雄)
「食う?」(夏目)
「はい(ぱく)」(辰雄)

プリンバージョンもあり。(笑)
どっちも可愛い。
なんか癒し系漫画だったな~。


その他読み切りで良かったのが、『全部君のせい』というお話。
時代物っぽいお話で、明治か大正ぐらいが舞台だと思われる。
ろくでなしのご子息昭太郎さん(攻)とその家に下宿している学生滝(受)とのお話。
全体を通して非常に雰囲気があって良かった。
特に畳でのえちシーンは素晴らしかった。畳ってのが何より良いね。

「痛くていいから・・・だから・・・続けて・・・」
とか言われたらもう死んじゃうよ~。
ちなみに昭太郎さん、普通の時は何だか受くさい人なんですが、えちシーンになると攻をしっかり発揮してくれるので、そこがまた私のツボにきた。やられたな~。


まさお三月はこの本が初単行本なんだとか。いや~次のコミックも楽しみだわ。