深夜にこんばんは、ヘチマです。
今日、久々にヤマシタトモコの新刊を買いました。
「恋の心に黒い羽」以来かも。
あんまり話とか作風が好きではなかったのに、
表紙がめちゃよかったので、ひと目買い。
じんわり心あたたまる話がつまってました。

『恋の話がしたい』ヤマシタトモコ 東京漫画社 2008年

眠いので簡潔に。

ゲイでこれまで好きな人と付き合ったことがない
美成(みなり)と、年下の真川の連作物語です。

勢いで真川に告白してしまった美成。
真川と付き合うことになるが、
これまで恋愛をしたことがなかったため、
付き合うということがわからない。

そんな美成の不器用なところがいとしい。
真川からの絵文字満載のメールに、返信ができなかったり、
でも何度もそのメールを見返して幸せな気分になってたり。
はじめての絵文字にハートマークを選んだり。

真川は真川で、攻めのくせに年下感たっぷりで、
かわいく甘えたり、距離をつめてきたり。
それを心の中でうれしく思いながらも
口では逆のことをいっちゃう美成。
そんな2人のおだやかな日々を描く良作です。
「普通の幸せ」って、何気ない時に感じるもの。
それがうまく表現されていた。

たとえ美成にあごひげがあっても、いい。
たとえ攻めの真川が美成よりもかあいくても、いい。
じんわりと心があったかくなりました。いいわぁ。
その後の、美成の高校の同級生でセフレだった邑埼
の話にも感動。邑埼はほんまいい男だ~~!
スピンオフ希望。

短編も2作収録されているんですけど、
読み切りの「Re:hello」がめちゃくちゃ泣ける。

ゲイのおじさんの姪である女子高生が一応主人公。
いなくなった恋人(どうやら結婚したらしい)を
何年も待ち続けているおじさんを、姪っ子視点で描く。
おじさんが恋人に送れなかった2003~2007年に書いた
たくさんのメールを読むくだりは、もうもう感涙の嵐でした。

一番最後の未送信メール。

「まだすきだ。」

泣泣泣。


涙涙涙。


やばい、久々にいい話読んだど!!