こんばんは。りったんです。


引き続き、本日も書評をお届けします。



残り半月、本当に本気で頑張ります!!
・・・・・・・・・たぶん






『明日も他人』 まさお三月 リブレ出版 2008年




まさお三月、待望の新刊が出ましたね!!



最近登場の作家さんの中でも、まさに注目度高し!!

前作は読み切りでしたが、今回は続きものということで、また違う一面が見れた気がしました。







亮介(りょうすけ)と章生(あきお)は20年近くの付き合いになる幼馴染み同士。



放っておくと、ごはんは食べない、掃除はしない、洗濯もしない、ゴミも出さない・・・と生活能力の低い章生(受)。
そんな彼の面倒を見る、世話好きな亮介(攻)。



2人は「親友」・・・
ただ、章生は「親友」の亮介に対して、もうずっと好きという恋愛感情を抱いていた。



結婚とか家庭とか、そういうのが、亮介には似合うから、自分のこの気持ちは絶対に伝えてはいけない。

だけども、世話をやかれて、優しくされると勘違いしそうになる、告白はしない、亮介に彼女ができたら祝福する。
でも、ずっとこのままでいられたらと、願ってしまう自分もいる・・・。

そんな根暗な主人公章生(笑)が、もんもんと恋愛に悩んでいる様が描かれた作品です。





ちなみに、端から見ていると、亮介が章生に対して、友情以上の感情を抱いているのはまるわかり!!


しかし、鈍感亮介は全く自分の気持ちに気付いていないので、読んでいて、イラッとする箇所多数(笑)



特にイラッとしたのが、
章生が前に勤めていた会社の先輩で、今も仕事で絡むことがある、室野(むろの)という人が、章生に世話をやき、さらに仲良さげな姿を亮介にアピールする。
それを見たあとの亮介の反応がこちら。



「俺あの人なんかやだ」


「章生の面倒見るのは俺なのに」


まず、こんなことを言ったりする。


おい亮介~、それは紛れもなく嫉妬です!!
気付けよ、お前Σ( ̄◇ ̄*)



しかも、さらに続けるこの男・・・


「なあ章生にとっての俺は何?ただの友達の一人?」

とか聞く・・・

本当にただのヤキモチやん!!なぜ気付かない?!
┐(  ̄□ ̄)┌



で、章生が


「・・・親友だよ、一番の」

という模範解答をすると、

大変満足したのか、満面過ぎるほどの笑みを浮かべ


「俺もそう思う」


とか言う。


・・・イラッ!!

この亮介の笑顔にイライラッ!!





まあ最終的には、この室野さんの揺さぶりにより、気持ちに気付く亮介です。




で、やっとハッピーエンドかぁ~!!と思ったら、甘かった!!




気持ちに気付いて告白してきた亮介を、振ってしまう章生。



なんでやねん?!
(゜゜;)\(--;)



まあものすごく簡単に言うと、結婚とか家庭とかが似合う亮介には、男の自分ではダメだ、的なことで、気持ちを頑なにしちゃってるんですよ、章生は!



もうこのあたりも、イラッ!!(笑)



最後はマルッと相思相愛、ラブラブで終わるんですが、いや~全く~イライラさせやがって!
という感じでした。






こんなに言いましたが、こういう恋愛漫画の「イラッ」とする感情、私嫌いじゃないんですよ(笑)♪
←どっちやねん?!
(゜o゜)\(-_-)



いいじゃないですか~
焦れったさを感じるこのイライラ感。


空回りとか、自分に言い訳とかしたり。
好きならそれでいいじゃん!って言えない年齢で、しかも汚れた部分だって、年を重ねたら出てくるわけで、負い目とか色々考えて、もんもんと悩む恋愛模様。



なかなかの読み応えで、面白かったです。




どうでもいいですが、私的に室野さん良いです。
彼のスピンオフ、あるんじゃないですか?!
とか、勝手に思ったり。