とんでもなくお久しぶりの烏子です。
もう忘れ去られているかもしれないと思いましたが、一応アレですよ、私も心を入れ替えて書評に力を入れることにしました。笑
あまり心を鷲掴みにされる作品がないなあと、ぼんやりと時を過ごしていたところ、ああ、出会ってしまいました。
目的もなく書店をさまようといいことありますね。
ということで久しぶりの書評はこちら
『wonderful days?』 天禅桃子、コアマガジン、2008年
最近珍しい、金髪碧眼ゴージャス攻×長髪美形受。
いるでしょ、こういうベタなの好きな人。
大声で好きだ、と言うと、最近はちょっと恥ずかしいかもしれないけど、やっぱり好きなんだもん、たまんないもん、という方にお勧めの作品。
烏子は、こういうCPが大好きです!!!
叫びます。
なんてったって珍しい表紙買い。
正直期待してなかった。
だってこういう外見設定のCPはさ、ほんとに当たりはずれ激しいんだもんね……。
寿たらこ先生以外に、最近もうほとんどいないんだもん。
寂しかった……寂しかったんだよう!!!!
あらすじは……
ゲイの村瀬慎悟(受)は、高校の時からの想い人の桐島レイ(攻)とルームシェア中。
職業=モデル、いつ見ても違う女を連れているレイに、慎悟は胸が痛くなる日々。
レイにはカミングアウト済だけど、一緒に生活するのは地獄のよう。
家を出ていこうとする慎悟……ゲイと一緒に生活するのは気持ち悪いだろ?とレイに別れを告げる。
しかしレイが、
「慎悟が相手だったら全然ヤレるわ」
と押し倒してきて……!!
と、まあそりゃあそうなるわな、の展開なんですが、これね、もうね、慎悟がね、美形って言う設定だからね、美形なのに、男がはじめてと気付いたレイが、
「嘘だろ……? マジで? その顔にその体で 誰とも……? もったいねー!」
と言って、強姦やめちゃうんだわ。
慎悟の自分への気持ちに気づいたからってのもあるけどさ……。
え?やめるんだ…・・・・!!!????
衝撃でした。
もっと俺様系なのかと思ってました。すみません、レイさん。
あなた真面目な攻様だったのね。
ゴージャスな外見に騙されてました。
まあそんなこんなで、第一話は逃げようとする慎悟を捕まえたレイが、
「俺のこと落とす努力すりゃいいじゃん」
とちゅーして終わるわけです。
これだけでも、かなり私のツボではあったのですが、もう2話目以降がすごい。
すごい萌えた。
視点がレイの方に変わります。
慎悟が言うのです。
「俺だけ見て 俺とだけ付き合ってほしい 他の奴になんか触ってほしくない」
泣きながらね。これポイント。
そこでレイに落ちる天啓。
来ましたフォーリン。ウェルカムトゥーザプリズンオブラブ。
ポエム調にセリフ抜粋。
「ああ そうか
今 俺が この手をはなせば
こいつには いくらでも次があるんだな
だけど
それが許せない俺はなんなんだ?
こいつが 他の誰かに近づくたび
俺は何を 考えてた?
''人のモンに ”
''気安く さわるんじゃねーよ”」
はいはいはい、どーもー!
おっせえよ!
レイさん、おっせえよ!!
だいたい、ルームシェア持ちかけたのお前さんだろ、それって恋じゃん、好きなんじゃん!
私がレイの友達なら、爆笑する。
え、お前気づいてなかったの、的な。
お約束のように押し倒すレイさん。
ああ、でもよかったね、慎悟、両想いじゃん……と感慨深くなりつつページをめくる。
するとそこでは……
どうしてそこで拒否るのだ、慎悟……!
そりゃあレイさんも悪いよ、
「俺、おまえとならできる」とか言うから。
そしたら慎悟はこう言っちゃうよねー
「俺はっ お前が好きで好きでどうしようもなくって
お前としたくてしたくて しょうがねえの!
できるとしたいじゃ全然違う!」
お前、かわいいよ、慎悟。
ほんとかわいいよ。
だけど、ほんと、なんて愛しいめんどくささ!!
正直、こんなめんどくさい受はなかなかいません。
両想いだつってんのに、やらせてくれない。
かわいいなあこいつ。
そんでまあ好きだとか言われてんのに、諦めるとか言って、また二丁目フラフラしてんの。
いや、当然迎えに来るレイですが。
もうこの段階で、二回もいやらシーンお預けですよ。
そろそろ頼みますよ……、濃厚なエロスを見たいのです・・・…と餓えていますと、やったやっときた。
とんでもねーエロシーン!!!
慎悟の首に噛み付いたレイがね、
「今度他の奴に触らせてみろ ヤリ殺すぞ」
鬼畜モーーーード!!!!
今までお預けされてた分、濡れ場は大満足の12ページ!
金髪碧眼ゴージャス攻×長髪美形受が好きなのは、エロシーンの絵面がたまらなくゴージャスだからなのだ。
そんでまた、この話のいいところは、長髪美形受が、健気で元気なこと。
孤高のクールビューティでも、小悪魔でもない。
ただ普通の恋する男子が、うっかり美形に生まれちゃっただけなんだよ。
そこんところがたまらなくいとしい。
レイもゴージャスな俺様なのに、どっか抜けてるのがいい。
もうラブラブになったその後が読みたい…と思ってたらさ、
これ、初回特典に小冊子ついてた!!!
なんてサービス。
痒いところに手が届く。
これもまた美味しい、ふたりのその後。
ああラブラブ。
大変おなかいっぱいになりました。
ありがとうございました、天禅先生。
こんなごちそうくださって、わたくし幸せでございます。
五つ星レストランでも、こんなおいしいものは食べさせてくれませんよ!
以上、萌えの現場から、烏子がお送りしました。
あー満腹満腹。
追伸)今回、ちょっと色とかつけて強調みたんだけど、読みにくかったり、不愉快だったら遠慮なく言ってください。