こんばんは、海の日に出勤していたヘチマです。

休みの日の仕事って、なぜにあんなにやる気がしないのか。

遅々として結局夕方からアクセルがかかった感じでした。ふ~。


ところで、前々から気になっていたBL小説をやっとこ手に入れました。


『美男の達人』小林典雅 白泉社花丸文庫 2008


このタイトルにひと目でやられました。でもでも、最近知らない作家の買って

はずれること多いしなぁ~とちょっと時間をおいてみたところ、

やはり気になる、ということでゲット。

こういうタイトルにやられることはめったになく、めっちゃ楽しみやった。


これがBLには珍しいラブコメで、読後も楽しかった~と

満足感で満たされたすぐれものでした。


舞台はモテ男を養成する美男塾!

なんじゃそら~ってつっこんだアナタ、下へゴー!


郵便局に勤める上遠野(かどおの)瑛士は25歳。

イケメンなのに、今まで恋愛経験はなし。

モテない先輩に付き合って「美男塾」の説明会に出席するも、

入会する気はまったくなかった。

しかしその説明会場で、講師の夏秋にひと目ぼれしてしまい、ソッコー入会。

そこからモテ男へのレッスンがスタートする。


女性心理学、男の手料理講座、男の機械修理講座、

男のマナー講座【子供と妊婦と老人に優しい美男製造講座編】【ベッド編】、

会話術などなど。


とにかく講義内容が面白い。だいたい本文の4分の3は講義してるねんけど、

細かく実例をあげて講釈していく。

それがとにかく、「そうそう!」とか「わかるな~」と共感しまくり。

ほんとに世の男性達も受けるべき!ってな講義でした。


そしてそんな合間に差し込まれるように、

徐々に瑛士と夏秋の関係が動いていくのです。


夏秋は実はバツイチで子持ち。仕事中は丁寧で包みこむように優しいのに、

プライベートはツンツンする女王様。

息子がいればいい、という夏秋の心に、

瑛士が少しずつ入り込んで、最後はハッピーエンド。

まあ、そのあたりはけっこうさらりと書かれてるんやけど。


最後の最後にやってくるベッドシーンでは、

瑛士が【ベッド編】で学んだテクをフル活用しちゃいます。

それがまた笑える。


この作品は読んでてためになるし、いろんな情報が詰まっていて、

読み終わった後は、なんとなくモテ男を極めた気分に。

あまりに講義がすごすぎて、

途中何度も「これBLか?」と再確認してしまいました。


ほんとにこの講義は受講価値あり。

小林典雅、すごい人やわ。