こんばんは。りったんです。


昨日出会ったミラクルヒット作品を今から紹介します。


何度も言います、個人的主観なので、広い心でお願いしますm(__)m



でも今日(すでに昨日)本屋に行ったら、この本
売り切れ御免
になっていたので、かなり売れてると見た!!






『渇愛モンスター』 楢崎壮太 コアマガジン 2008年



楢崎壮太の作品初めて読むんですが、こんなに素晴らしい話を描く方とは、知らなかった!!





「人喰い」の我舞谷隆成(かぶたにりゅうせい)は、人の生気を糧に生きる、高校三年生。


「人喰い」といっても、人の肉を食べるわけではなく、人の体液から生気を得て食事をする。

なので、食事と称して不特定多数の女の子とセックスをする毎日。
高校では、ものすごい遊び人と思われている。
(セックスはしなくても生気は得られるが、気持ちいいことを相手にすると、少し味が美味しくなるからするらしい。)



ただ「おいしい食事」
を摂ったことはなかった。


同族の高校の保険医尾関からは、


「本気で好きになった人間の味は、半端な美味しさじゃないんだよ」



と聞かされていたものの、味覚なんて人それぞれと、信じていなかったし、本気で好きになる人間なんて現れもしなかった。




しかし最近、同じクラスで妙に自分のことをかまってくる桐山真琴(きりやままこと)から、美味しそうな匂いがして、イライラしていた。
あんなウザ男からなぜ?
という思いの我舞谷。


でも日に日に、どんな相手から生気を得ても、ちっとも満たされず、体育の授業で汗をかいた、桐山を見て

「あの汗、食べたらどんな味がするんだろう・・・」


と考える始末。



そんな時、風邪で学校を休んだ桐山。
気にしていないつもりが、桐山がいない一日はとても長いことを思った我舞谷。

気付けば、帰りに見舞いと言って、桐山の家を訪れていた。


家に行ってさあ大変!!
家中に充満している桐山の匂いに、胸がざわつき、頭がクラクラ。
しかも、熱で汗をかいている桐山。

思わず、首筋を
べろん
と嘗めてしまう。
すると信じられない美味しさ!


「・・・やべぇ、マジうめえ・・・」


もっともっと欲しい


と、桐山を欲した我舞谷は、桐山のモノを加えて、ゴックン(笑)


それでも全然足りなくて、欲しくて欲しくて仕方ないのに、桐山からは絶交宣言!!


しかし、無視する桐山にお構い無しで

「ヤらせろよ」

と迫る始末。



「俺のこと・・・好きなわけでもないくせに・・・」


いやいやいやと拒絶する乙女な桐山。


泣いて震えて


「価値観がちがうんだよ、
頼むから近づかないでくれ・・・!」


と完全拒絶。
(真面目な子なんです桐山くん)



それから、桐山以外は食べる気がしないといって、食事を摂らなくなってしまった我舞谷は、ついに授業中に倒れてしまう。
(いわゆる栄養失調で)



まあもちろん展開からして、保健室に付き添うのは桐山で、もちろんここ話の山場!!




「お前が欲しい・・・
・・・欲しい、欲しいんだ・・・」

と飢えた野獣のように、桐山を襲う我舞谷!!
(ギャアーーーーー!!格好よすぎ我舞谷)


でもやっぱり
「いやだいやだ・・・」
と言って泣いちゃう桐山。
(ギャアーーーーー!!可愛すぎ桐山)



そのあとからの結合に至るまでの流れ、そして結合中(笑)は、悶絶するほどの萌え!!萌え!!萌えたぁ~~!!
子宮がズキズキするほど痛くなりましたよ私!!


なので、このシーンは是非一読の上、判断してみてください!


とにかく、
鬼畜だわ~ケダモノだわ~我舞谷!!
一体、抜かずに何発やったんやろうか・・・



てな感じです。



しかし、この作品の
素晴らしすぎるところは、ここでハッピーエンドじゃない!というところ!


まだ続きますよ~!
次の展開は、体だけじゃなくて、心が繋がっていくまでの話。



桐山は基本真面目な子なので、我舞谷が自分のことを好きじゃないのに、セックスしたりするのが耐えれない。


そこで


「お前とは、もうしない」

発言。


意味わかんねえ、好きとか関係ねえだろ、的にキレる我舞谷。


そして無茶苦茶なのが、


「代わりが出てくるまで、キスだけさせろよ」


と吐き捨てる我舞谷。
(サイテーサイテー!!)




そんなわけで、キスはさせてもらえるので、腹は満たされるけど、再びイライラの日々。



本能では桐山を欲しているのに、この気持ちが何かわからない我舞谷。



しかし、徐々に気付いていく、桐山のことが好きなんだと。


そして告白の場面!!


死ぬほど萌えーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!


もうここも是非一読を!
私には伝えきれない!!


とにかく、
萌え死んだ。
悶絶した。
感動した。





注)ところで、この作品の「人喰い」設定。
桐山は我舞谷が「人喰い」とはもちろん知りません。
「人喰い」設定があるからといって、ファンタジー作品ではなく、あくまで高校生のラブを描いています。





さて、ツボポイントを色々考えてみました。



攻の魅力。

とにかく、攻である我舞谷が魅力溢れている。

俺様の性格がいい!!
(至上最強にツボ)

自分が桐山なんか好きになるわけないじゃん、的に桐山のことを食事としかとらえていない、サイテーさ加減がいい!!
(妙にツボ)

しかも「好きじゃない」と言い張っているけど、実はめちゃめちゃ桐山のことが好きなところがいい。
(最高にツボ)

そして、本能的に桐山を選んでいるのに、全然わかってなくて、戸惑ってイライラして、桐山をいじめている様がまたいい!!
(めちゃめちゃツボ)





受の魅力。

もちろん受である桐山も魅力的。
この子だったから、我舞谷の俺様性格が一段と映えたんだろうと思う。


我舞谷のこと、めっちゃ好きなんやろうな~とすごいわかるくせに、
「好きじゃない」
と強がってみたりするところが、むしろいい。
(めっちゃツボ)

我舞谷に対して、いやいや(笑)するところが、妙に萌える。
(相当ツボ)

そして時折見せる、乙女のように、顔を赤らめる様子は堪らない。
(かなりツボ)



エロの魅力。

この作品、エッチシーンが萌えに萌えに燃える!!

我舞谷が桐山にまさに、むしゃぶりつくように致す行為全ては、妙に濃厚でエロエロしくて最高にいい!!
(ツボ中のツボ)








最近流行りのリアリティーを求めるBLとか、
精神的に問いかけるBLではなく
(もちろんこの手の話も好きですよ)、

まさにこれこそ、

「ボーイズラブ」

という言葉に相応しい作品。

そして、

「こういうのが読みたかってん!!」

という私の理想系に大変近い作品だった。


この作品に出会えたこと本当に感謝!!