こんにちは。りったんです。


今日は久々に1日ゆっくり家で過ごす休日です。



旅行以来、ヘバっていたので、リフレッシュできました♪



で、昨日3冊BL本を買ってきていたので、ゆっくりと熟読することができました。
どれも当たりで、気分上々です。




せっかくなので、その内の一冊をご紹介。





『僕は僕なりに』 藤本ハルキ 松文館 2008年




読み切りが多数入ったこの作品。大半が高校が舞台になっている。



表題は、生徒×先生もの。ワンコ攻と美人眼鏡受。



高校生の大川と、生物担当教師、鶴岡のお話。


生徒が先生になついてて、好きになって、猛アタックする話で、よくあるパターン。


話にもよりけりだけど、基本的に、先生ものはあまり好みじゃないので、良さがよくわからなかった。
しかも、またこのパターンかぁ~という感想で残念だった。




しかしこの作品、表題以外の読み切りには、なかなかいいもの(私好み)が入っていて、楽しめた。




一番よかったのが、【ルート17】というお話。



バスケ部の同級生、辻と寺西の話。


同級生で部活も一緒だけど、クラスも違うし、特別仲がいいというわけではないふたり。



合宿最終日のある暑い日、

「オレは辻が好きだ」


と寺西が告白するところから話は始まる。


思い悩んだように、その一言を告げた寺西は、


「今言ったこと忘れて」


と言って、走って逃げてしまう。



寺西に対して、好きとか嫌いとか、今まで考えたことのなかった辻が、悶々と悩み、寺西を意識し出す姿が描かれた、辻目線のお話。



高校生の淡い恋をうまく描いていて、ドキドキが伝わってくる。
何より表情の描き方がいい。
絵もさっぱりとした可愛めな感じで、話に合っている。



寺西が辻を意識しまくって、無理している様と、物言いたげな表情にたまらなさを感じた。


ちなみに、この妙に煽られる寺西の表情に、辻は盛り(笑)、無理やり犯す場面あり。


高校生の衝動に拍手を贈りたいと私は思った(笑)



学生、制服、青春、私の好きツボにストライクな一作だった。





あと【フロムデイ・トゥデイ】これもよかった。



【ルート17】にもちょこっと登場している、バスケ部の豊と、豊の幼馴染みで学年が1つ上の広海センパイのお話。



豊のことが、ずっと好きだけど、その気持ちが報われるわけがないと思って、なんとか諦めようと悩んでいる、広海目線のお話。



広海のなかなか情けない性格と、たぶん照れ屋なんだろうという感じが良かった。
告白の時、号泣してたのもよかったな~(笑)
なかなか攻の号泣って見れませんから(笑)



でもこの話、豊がとにかく可愛い。
わがままで気まぐれで、でもいつも笑ってて、広海に対して、タメのように接する感じとか、勝手に広海の部屋に入って、くつろいでたりするところが可愛い。



特に萌えたのが、行為後(広海の部屋で、自分たちのを擦り合わせた程度)に照れて、机で勉強している振りの広海に対して、


「頭に入ってくるわけないじゃん、ムダだよムダ、なにそれともテレてんの?」


と言い放ったかと思うと、


「ねぇ、今日はもうこっちで一緒に寝ようよ」


と言って、広海の手を取って、自分の顔にすり寄せる豊。


「そんで明日一緒に学校行こう、部活の後もまた寄るよ」


と言っちゃう豊。
なんだ、その可愛さ!
と思わずつっこまずにはいられなかった(笑)






そんなわけで、高校生の素敵な恋愛を読みたい方に、オススメな作品だった。