こんばんは。りったんです。
今日はすごい雨やったね~。そして少し寒かったね~。何か、日によって気温差が結構あるから体調管理しっかりしないと、崩しそうなこの頃。
鳥子さん忙しいし、体調気をつけてね。また時間できたら書評楽しみにしてるわ~。
もちろん、ヘチマっちも体調気をつけてよ!!




『かみなりソーダ』 依田沙江美 2006年 新書館


依田沙江美好きなくせに、今さら読んでないことに気づいて、買ってみた一冊。そして表紙がめっちゃ好みだったことを今さら知った。
初版を確認したら2006年9月。思い出してみると、当時確か資格を取るために勉強するんだ~!って意気込んでて、その勉強が忙しかったから、本屋をスルーしてたときに販売していたと思われる。

今さら読んだんですが、ホント早く読んでればよかった~と後悔。この間読んだ『愛の深さは膝くらい』より私好み。



舞台は全寮制の男子校。(このあたりからすでに好み。)
優等生で周囲からも一目を置かれていて「星の君」と呼ばれている星弥(攻)と、いつも元気で世渡り下手で先生に怒られているけど、実は生真面目な龍泉(受)のお話。


星弥が本当は優等生の仮面を被っているだけで、腹黒っていう設定がよかったな~。
そしてそんな誰にでもいい顔してしまう星弥も、龍泉には心許してて、めっちゃ龍泉が好きなんやね~、って端々で伝わる感じがいい。龍泉といると満たされる、彼は「特別」みたいな感じ、ホントいい。


途中、龍泉が気恥ずかしさで星弥につれない態度をとってしまい、フラれたと思った星弥が、言い寄ってきた後輩くんと何となくつきあっちゃうっていうところがあるんやけど、なかなか星弥の性格ヒドイな~っていう面がバッチリ描けていてよかったと思う。
普通はこういう話を盛り込んじゃうと、わりといらないな~って思ったり、なんか後味がいまいちになったりするんやけど、この漫画に関しては、あの話を入れたからこそ、星弥の性格悪さと龍泉の性格の良さが相対してよりよく伝わったかなと思う。
このへん依田沙江美はうまく描くな~と、感心する。


ちなみに龍泉はガキ大将的な少年っぽさが抜けない、かなり私好みの可愛い受だった。性格も可愛い。星弥でなくとも心癒される。


「あいつに振られたんなら、俺がつき合ってやるよ。それなら他の人間に迷惑かかんないだろ」


龍泉の告白セリフなんやけど、めっちゃいい!
「他の人間に迷惑かかんないだろ」←この箇所特にイケてる!
仕方ないから、俺がお前の側にいてやるよ、的な感じ。たまりません。


希望を言うと、結ばれてからの二人のラブラブがもっと見たい。一冊で結ばれるまでを描いてるから、仕方ないんやけど、可愛いカップルのラブラブに心癒されたいな~と思ったり。