【インドIT企業決算発表 開始】
インド大手IT企業が、今週(明日から)より
ぞくぞく2004年度の決算の発表を行う。
業績が好調か、特にどの分野が業績が好調なのか?など
決算をいつも どきどきしながら、待っています。
自分がいる業界が不況になったらという心配もあるけど、
それよりも、自分が選んだ人生(インド企業へ転職)が正しいかのどうか、
自分が判決されている気がするからかもしれない。
■各社の予定
TCS タタ・コンサツタンシー・サービス
http://tcs.com/investors/pdf/BSE_NSE.pdf
TCS to announce its Annual Results on April 19th 2005
Wipro ウィプロ
http://www.wipro.com/newsroom/newsitem/newstory399.htm
Wipro Limited to announce fourth quarter & year ended March 31, 2005 results on April 22, 2005
Infosys インフォシス
http://www.infosys.com/investor/Q4results2004-2005.asp
Infosys to announce Fourth Quarter and Annual Results on April 14, 2005
Satyam サティヤム
??
ちなみに、事前予測を
http://www.indiainfoline.com/nevi/itpr.html が行っています。
結果予測 (前四半期の企業発表数値にルピー上昇2.8%を考慮したもの)
会社 | 売上 | 比較(%) | 比較(%) | 総利益 | 比較(%) | 比較 (%) | OPM | OPM |
(Rs mn) | 前四半期 | 前年 | (Rs mn) | 前四半期 | 前年 | Q4 FY05 | Q3 FY05 | |
TCS | 27,675 | 7.3 | 35.8 | 7,170 | 1.1 | 52.7 | 30.5 | 29.9 |
Wipro | 22,375 | 6.4 | 25.3 | 4,519 | 5.9 | 40.9 | 22.4 | 22.3 |
Infosys | 20,240 | 7.9 | 54.6 | 5,230 | 5.1 | 55.2 | 33.1 | 32.9 |
Satyam | 9,665 | 6.5 | 33.6 | 1,930 | 17.1 | 43.7 | 24.9 | 24.6 |
HCL Tech | 8,475 | 5.8 | 30.9 | 1,725 | 33.5 | 37.0 | 23.3 | 23.0 |
Patni | 4,305 | 7.3 | 32.6 | 751 | 3.6 | 40.4 | 22.9 | 23.0 |
Polaris | 2,175 | 4.0 | 27.7 | 222 | 22.0 | 101.8 | 16.5 | 16.6 |
Mphasis | 1,997 | 4.1 | 25.8 | 295 | 10.1 | 17.5 | 12.2 | 11.7 |
Hexaware | 1,705 | 8.6 | 49.0 | 228 | 6.5 | 98.3 | 16.8 | 16.3 |
Mastek | 1,500 | 8.2 | 30.2 | 138 | 7.8 | 36.6 | 16.4 | 16.4 |
Flextronics | 1,315 | 6.3 | 29.0 | 278 | 0.4 | 31.1 | 28.7 | 28.6 |
KPIT | 660 | 5.4 | 73.7 | 80 | 6.7 | 73.9 | 14.9 | 14.5 |
Geometric | 475 | 9.2 | 53.7 | 100 | 25.0 | 58.7 | 33.0 | 33.1 |
Subex | 340 | 3.3 | 10.0 | 85 | 1.2 | 60.4 | 35.9 | 36.1 |
Universe | 102 | 6.9 | 35.6 | 22 | 6.8 | 48.1 | - | - |
* Net profit is before exceptional items.
* Hexaware and Patni are December ending companies; Mastek and HCL Tech are June ending companies
【おいしい?これが、インドの日本食ランチ弁当】
本日のランチ、日本食の配給日(幕の内弁当)♪
バンガロールで食べられる日本食
意外に、おいしそうでしょ。!
バンガロールで一番おいしい日本食レストランのお弁当
250ルピー(約700円)。
日本だったら普通の価格でも、インドの価値観的には、2500円の昼ごはん。
で、肝心の味は、
日本と同じ。
(この同じっていうのが、うれしいねぇ。)
★メニューのご紹介★
ご飯 →日本米 インディカ米と違って、しっとりしてる。
ポテトサラダ →普通。
ヒジキ →じっくり、味がしみている。
コロッケ →忘れた。たぶんメンチ。
肉炒め →豚肉の生姜焼き 脂っこいと感じるくらいに コッテリ。
マヨネーズ →卵が入った日本のマヨネーズ (インドは卵が入らない。)
ちなみに、
このお店がオープンする前は、偽者がかった日本食レストランだけだった。
どこが偽者かっていうと・・・、
店内に無理やり日本カラーを出そうと
提灯があったり。
なぜか、豆腐が丸かったり。(缶詰か?)
お弁当に、話をもどすと、
うれしくて、もう一枚の写真をとった。
【インド技術者が採点する日本人技術者の実力】
インド技術者が採点する日本人技術者の実力【Tech総研 リクナビネクスト】
日本の技術力を評価するが英語力は不満。とのこと。
この記事を見た、
インドにいる日本人の多くの声は、・・・ インド人の技術力はすごいよ。。完敗。
英語と技術力の壁。がんばれ>自分たち。
技術力やオフショアのことはまた次の機会に。
というのも
同じ特集の中に、ほかにも興味深い記事が。
中国・韓国・インド・日本のアジア4カ国の関係図
あんまり、インド-日本が、関係が強くないようだ。
インド-中国 最近とても連携しています。
インド-韓国 韓国はITのパートナーとして、市場としても成功しています。(携帯家電に加えて、自動車も)
そういえば、インド-日本は、輸出入額で印中間や印韓間よりも少ない。
【中国の温家宝首相 インドで交わした12の覚書】
(1)国境問題解決に向けた政治的基本原則
(2)国境関連地域における軍事訓練などに関する原則
(3)包括的な貿易・経済協力関係構築に向けた報告書の策定
(4)関税機構の相互管理・協力促進原則
(5)中印間の航空路線拡大・ビザ発給手続き簡素化に関する原則
(6)外交関連機関における協力促進
(7)金融分野担当者による対話の開始
(8)河川の氾濫などに関する情報の相互提供強化
(9)映画関連産業の協力促進
(10)ブドウの対中輸出に関する検査強化
(11)ニガウリの対中輸出に関する検査強化
(12)中国国内におけるインド仏教寺院の建設
へぇ~
経済だけじゃなく
12番目のように宗教についても覚書を交わしたのですね。
最近インドの首相は、
海外のPMとあって協力を取り付けるニュースを多く見ます。
【友人関係の相関図を作って表示するソフト】
大学時代に作りたかったソフト。
http://www.fmp.jp/~sugimoto/mixiGraph/
イメージが一緒。
友人関係の相関図を作って表示するソフト
「自分の友人」と「友人の友人」の結びつき方が、線の交わる具合で判る。
言い換えると、自分のコミュニティーと友人のコミュニティーの関連具合かも。
ソーシャルネットワーク基盤 + 一歩やさしくする表現技術 で、
次に発展する 次元を変えた、
未来を感じる。
【OH~ My !】
立て続けに、大前研一のことを考えた。
世界で最も重要なビジネス書 週末に読んだ。
(買ったときは、この本自体が世界で最も重要なビジネス書だと思って買ったのだが・・・。)
専門家が、有名なビジネス書を、的確にそして端的にまとめ解説してくれる本で、頭が整理された。
一ページずつ、かみ締めて読める。
その、選ばれたビジネスの世界的名著77冊という中に、
大前研一の本が2冊あった。
[ボーダレス・ワールド] [ストラテジック・マインド]
ボーダレス・ワールド
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大企業は、グローバルな産業界に通用する『発明』の技術を改めて習得する必要がある。
消費者は国家主義的な感情によって商品を買うわけではない。
だから戦略のポイントは、顧客のためにいかに価値を創造するかにある。
グローバルな企業は世界規模の経済活動を行いつつ、
なおかつ主要マーケットにローカライズされた商品を提供するというバランスを実現している。
一方、各国の政府の役割も変わらなければならない。
これからの政府の役割は、消費者が最も優良かつ安い商品やサービスを
世界中のどこからでも得られるようにすることだ。
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グローバルの考え方を1980年代後半に書かれた本だが
このグローバルなスケール感が、自分にとっては新しく、よく共感できる。
大前研一に対しては、
それまでは、マッキンゼーで一時代築いた人・現在ビジネススクールの
判りやすく話すのですき。という印象しかなかった。
インドと大前研一の関係
インド企業の会社PRでは
各国の総理・ビルゲイツやJAVAの発明者と同様に
大前研一の訪問も紹介している。
会長が、大前研一の著書に感銘を受けたからだ。
また大前研一のほうも、インドは嫌いじゃない。
今月のハーバードビジネスレビュー
ハーバードビジネスレビュー 5月号
http://www.dhbr.net/magazine/backnumber/200505.html
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・「約束の地」か、それとも危険地帯か
■インドの見方、考え方
ビジネス・ブレークスルー大学院大学 学長
大前研一
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【留学費用を捻出する大胆な方法教えます。】
韓国人のインド留学より
留学費用を捻出する大胆な方法を教えます。
日本で、オラクル公認トレーニングを受けると
1週間で、20万くらいかかる。
インドでは、大きなトレーニングの施設でも
日本と同じカリキュラムで(もちろん英語) 1週間1万円から2万円。
そのため、韓国人学生が、
インドにITと英語を勉強にどんどん来ている。
留学費用の捻出。
発想を変えて、同じアウトプットを安く体験できるなんてどうでしょう。
インドで、揉まれるのも悪くないですよ。
(気合が要りますが・・・。)
【遅々】
インドビジネスセンターの島田さんのソニーバンクでの講演より
<インドは“遅々として変わる”>
街の中だけは、たしかに遅々と変わっている。
工事など、数ヶ月ではまったく変化がなく、
ゆっくりと完成し、そしてようやく風景が変わる。(道路の立体工事に1年以上かかる。。。)
それ以外、食事、制度も同様。
外国のものをすぐには取り入れず、自国の方法をつづける。
ただ、それでも、確実に変わっている。
しか~し、
IT企業は(TCS・インフォシス・Wiproなど)
遅々なんかしていられない。
オフショアビジネスの先駆者として、
国内・海外の企業に追いつかれないように、
じたばたもがき、努力しながら新しい道を切り開いている。
そして
いつも達成不可能の限界だと思われながら、
その上の野心的な目標を全力で達成しつづける。
ジェットコースターのようにめまぐるしいくらいだ。