先日、元美容師さん、美容師さんから直接、喜びのお知らせを頂きました。
当社で扱っているオーガニック商品のシャンプーについて、
日本では、ほとんどの市販品に配合されている 「ラウリル硫酸ナトリウム(ドデシル硫酸ナトリウムやSDS、SLS、トリエタトルアミン、TEAと表記される場合もあります)」
「その成分が入っていない製品に巡り合えた」と言った内容でした。
美容師さんでも、なかなか配合されていない商品を見ることがない。
凄く興味を持ったので、ラウリル硫酸ナトリウムとは、どんなものか、少し調べてみました。
シャンプーや歯磨き粉に、使用されている発泡効果のある、この成分は、発ガン性があるということで現在も話題になっています。
発ガン性だけではなく、急性経口毒性や眼一次刺激性なども認められており、また、肌荒れ・乾燥、白内障、フケ、脱毛、アレルギー、生理不順なども引き起こすと知られております。
ただ、ラウリル硫酸ナトリウムは、少量でよく泡が立つうえ、値段も安いことから原料として使用しているメーカーも多いようです。
現在では植物性のものから抽出しているものもあるらしいのですが、もともとは石油系の成分で、もとは、エンジンやガレージの洗浄剤・潤滑剤・不凍液などとして使われていた猛毒扱いの合成化学物質だというこの化学合成成分。
ただ、この原料の使用を厚生労働省も認めていることや、動物実験では反応が出たけれども、実際に生活レベルで使用する分には身体にはそれほど害はないという専門家もいて、現在でも論争が続いているようです。
単純に、肌の自然保護成分を破壊するため、アトピーや抜け毛も誘発する他に、また、それが下水道に流れると、植物や鳥、魚にも害を与え、環境汚染の原因ともなると言われています。
また専門家・科学者の間では、肌の刺激物としてよく知られていて、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)は、体内にすばやく吸収され、目、脳、心臓、そして肝臓にとどまり。長期にわたって害を及ぼし、また、治癒能力を衰えさせ、成人の白内障の原因となり、子供の目の正常な発育を妨げるといわれています。
少量だと良いつつも、生活の中で毎日、使用する物。
少量なら害はないと言う人もいれば、害があるから、気を配るべきという専門家・科学者双方。
個人の見解にもよりますが、単純に、自分の身体、自分の子供(子孫)、環境のことを考えたら使うより使わない方が良いと思えますし、発ガン性、急性経口毒性や眼一次刺激性などの重大な病気でなくても、肌荒れ・乾燥、白内障、フケ、脱毛、アレルギー、生理不順などを予防するなら、シャンプーなどを変えた方が無難だと言えると思いました☆
少し値段の高いオーガニック商品、でも、それなりの理由があると頷けます。