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ハマりました

久しぶりに今村昌平監督作品「女衒(1987年)」を観る。

女衒

偏向した映像表現は不問として、滅法面白い。
ヴァイタリティ溢れる主人公、これ実在の人物だそうで。
この映画がR-18指定とは日本はつまらない国だね。
若人よ、法律は無視して良質な映画を観よ。
次は同じく今村作品「楢山節考」を観直すかな。

さて、最近は昨年閉店したレンタルCDショップで大人買いしたドゥービー・ブラザーズを2枚目から順番に聴いている。

もちろんトム・ジョンストゥンの楽曲が素晴らしいのだが、個人的にはパトリック・シモンズのアクースティック・サウンドに殺られておる次第。

では、「キャプティン・アンド・ミー(1973年)」から美しいメロディとリズミックなサウンドの融合が楽しい“Clear as driven snow”をライヴ・ヴァージョンでどうぞ。

C&M


うちわだのスカーフだの

げっ、これは下らない。
あまりの馬鹿バカしさに泣けてくる。
観ましたか、参議院議場での阿呆な一幕。
正確には二幕かな(どっちでもいいよっ)。

しかしなんですなぁ、野党と云ふのは誠にみっともない。
念のため小生は自民党のシンパサイザアではない。
ノンポリティカルでござる。

この件、あちこちで散々槍玉に挙げられておるゆえこれ以上は触れぬ。
コメントする方が愚かに見えるから恐ろしい。

痴呆的茶番劇はニール・ヤングとパール・ジャムが轟音でブッ飛ばす。
ヤング氏のブチ切れギタア・プレイは必見。



それでは問題です

テレヴィはあまり観ない。
バカバカしいからね。
特に民放のひどさは目に余る。
興味を惹く内容のものであっても、すぐクイズ形式になる。

司会者は言う「それでは問題です」。
ゲスト(特に芸人)が、ウケを狙った下らない解答を垂れ流す。
さらにひとしきりゲスト達がチョケた後「それでは答えです」との司会者の声に続き、CMへとなだれ込む。
チャネルを固定させるための姑息な手段。

なぜこんな下品なものに付き合わなければならぬのか。
「上品」なる小生の家のテレヴィは「皇室アルバム」と「世界の車窓から」しか映らない。

さて最近は聴く音楽がフュージョンづいていたのだが、そろそろ飽きてきた。
いろいろ聴いたが「当たり」は1/3くらいの確率であった。
3割バッターなら御の字、文句を云ふんじゃないっ。

今回は我が愛するカサンドラ“Princess of darkness”ウィルスンの“Silver pony(2010年)”。

silver pony

ライヴとスタヂオ録音の合体した変形アルバムなのだが違和感なく聴ける。

当たり前だ。誰だと思おておる。
カサンドラ王女様なるぞ。

4年間聴き逃していたのがもったいないほど素晴らしい作品。
もお、何度もなんども聴いておる。

バック・バンドの巧みな演奏力が魅力的でして、これがまた王女のヴォーカルと相まってドえらいスイングとグルーヴが繰り出されるんですなぁ。
当代随一の女性ヴォーカリストのバックだと演奏者もノリまくらざるを得ないよね。

俎上に載せられる曲はヴァラエティに富み最後まで興味を逸らさないのは見事。
名盤にて御座候。

アルバム単位で鑑賞するのが礼儀ではあるが、今回は多くの方々に本盤を手に取って頂きたくラストの曲“Watch the sunrise”を。

ジョン・レジェンドとのデュエットだ。
シットリとしたイントロダクションからレジェンド氏の胸を焦がすようなテナア・ヴォイスが“Baby,baby,baby please don’t go”と歌いだす。

この手垢のついた古臭い歌詞もレジェンド氏の声で歌われると新しい響きを持って聴こえてくるから凄い。

「もうカサンドラ王女は必要ないのでは」と思ってしまうほど。
しかしそう考えた小生は修行不足。

レジェンド氏を引き継ぎ2コーラス目から登場するカサンドラのヴォーカルは「闇の王女」の異名を欲しいままに、深い低音域から美しいファルセットまでを駆使した色彩鮮やかな歌声がスピィカアから滲み出す(そうっ、正に染み出てくるのさ)。

そして両者のヴォーカルが交合するにいたり、嗚呼、涙腺どころか尿道まで決壊する(汚ねえなまったく)。
ぜひご賞味あれ。