冬の青春18切符の旅その１の続きです。
上毛電気鉄道を中央前橋駅から乗って大胡駅で降りる。
大胡駅で降りた理由は、小さいながらも車両基地があるから。
それに伴い変電所もある。
普通の田舎の駅よりは駅前が見応えがあるかなあ
と思ったから。
それに加えて大胡駅では冬季期間にイルミネーションを
点灯するらしい。
まあ、イルミネーションは田舎の駅なので期待はしておらず
見れたらいいかなあ、程度。
電車は30分間隔。
この頻度なら電車の時間を気にせず歩ける。
駅の外に出て、まず、ホームと平行にある緩い坂道を登る。
平坦な場所に出ると車両基地の門が開けていた。
無断で中に入るわけにもいかず
門の外から写真を撮った。
門と車庫間にレールが伸びている。
何のためのレールやら、見学会も実施されているらしいので
参加できたのならお話も聞けただろうけれど。
駅舎のすぐ上の小さな丘に古い牧場があった。
廃牧場かなあ。
現役だったらごめんなさい。
駅の周辺はこんな感じ。
何の変哲も無い小さな町だけれど
そんな町を歩くのが楽しい。
お目当の変電所を眺める。
配線がぐちゃぐちゃに見えるけれど
一本一本に役割があるんだよね。
工場とか発電所とか設計や設営した人の頭の中を覗いてみたい。
車庫があるからなのか
架線柱も架線もぐちゃぐちゃに多い。
その下をどこかの私鉄線のお下がりの電車が走る。
駅の周囲をぐるっと一周回って再び大胡駅へ。
ガレージの屋根にワーゲンが止まって？ 置いて？
ある光景はなかなかシュール。
架線柱と架線のシルエットが夕陽に浮かぶ。
大胡駅周辺の散策は１時間でお終い。
線路側から見た駅舎。
車庫を写真に撮りたくて降りたのだから
たくさん写真を撮った。
イルミネーション点灯は16時半から。
私の乗る電車は16時33分発。
たった３分間のイルミネーション見物。
シュールなワーゲンも見納め。
イルミネーション
田舎の小さな駅の良さがあったと思う。
都会では見られない儚さと柔らかさと。
終点の西桐生駅到着。
この駅にも少しだけイルミネーションが。
有形文化財に指定されている西桐生駅。
大胡駅も指定されているみたいで、こうした昭和な駅舎が
取り壊されていくのは寂しいし、だからこうして指定されて
解体を免れるのはとてもありがたいことだ。
西桐生駅からJR桐生駅へ向かう。
JR両毛線に乗り佐野駅到着。
佐野でこの日はやっと休憩。
佐野は電車の本数が多いから、がその理由。
素敵カフェは野生の勘です。
グーグルのマップを見てカフェの名前が
なんとなく素敵そうだったから。
行って大正解。
コーヒー アンド ドーナツ 5/COFFEE and DONUTS FIVE
写真撮影の許可をオーナーさんいただきました。
好きなだけ撮っていいと言ってくださいましたので
好きなだけ撮りました。
本当に私好みの内装＆家具＆インテリア。
おまけにチーズケーキがとても美味しい。
今までに食べたことのない爽やかで軽い感じ。
レアとベイクドの中間のようでレアに近いかな。
オーナーさんはチーズに仕掛けをした、と言っていました。
夫にも食べさせてあげたくて持ち帰りをと思ったら
タッチの差で売れ切れ。
残念！ と言ったら
購入した先客さんが「お譲りしますよ」と
言ってくださったんだけどそこは軽く辞退。
さて、
青春18きっぷは持っているものの
見乗線に乗る、が目的の旅だから
佐野から久喜までは東武線に乗車。
東武線の佐野駅には東武特急が止まるんだね。
さらに、
小泉線という謎の路線も発見！
さて、
東武線はいつも乗っているのと同じ車両なので（少し古い）
あまり楽しくなかった。
途中、館林止まりだったので降りて駅外に出てみた。
節電と騒いでいる割にはここでもイルミネーション。
しかもワイドビジョン付き。
集客の役にはまったくなっていないと思うぞ。
やること中途半端だからね。
館林から久喜までは東武鉄道で
久喜からは青春18切符を使い家路へ。
佐野のカフェで買ったケーキとカヌレとドーナツが
お土産。
どれも美味しい。
佐野はみなさんアウトレットにお出かけしてしまい
駅近くには行かれないと思うけど
素敵なお店が駅近にあるのでぜひ、どうぞ。