12月12日 月曜日
この日は12月も半ば近くなのに
初冬と言うよりも晩秋と言った方が相応しい、
とても穏やかな暖かな日だった。
仕事があったけれど、家にいるのは勿体ない気がして
ラム蔵を車に乗せて大通りまで散歩に出かけた。
シンボルロード=大通りは16日から点灯する
イルミネーションの飾り付けが始まっていて
作業する人の姿も見える。
暖かいし
外ご飯が大好きだし
家にあるものを適当に弁当箱に詰めて出て来たから
ベンチに座って風呂敷を広げた。
いなり寿司にチキンナゲットに蜜柑
それから紫大根のピクルスに獅子唐を焼いたのと
水筒にはアールグレイ。
座ったベンチの真上も
イルミネーションの飾りが施されている。
ラム蔵にも蜜柑とチキンナゲットを与えて
食後に少しのお散歩。
ラム蔵ももう年寄りだからあまり長い距離は
歩かせられない。
それでも歩いてくれるからつい無理をさせてしまう。
家に帰ってから足を引きずることがあって
ああ、また、無理をさせてしまったなあ、と思うと
心が痛くなる。
人も犬も歳を取る。
若い頃はいつまでだって疲れた顔も見せないで
歩けたし、歩いてくれたし。
ところで
シンボルロードは市民の私が自慢をしたくなるほど
広くて緑豊かで車道よりも歩道の方が広くて
のんびり歩くのにはちょうど良い距離で。
だからなのか
杖を付いて歩いている人を多く見かける。
コロナワクチンの副作用を知っているから、
どうしても杖を付いている人を見ると被害者じゃないかなあ
と思ってしまう。
この日は
お弁当を食べている私の後ろで
数人がなにかお喋りをしている気配がしていて
それはただの世間話のように聞こえたのだけれど
しばらくして
救急車のサイレンの音が聞こえたかと思うと
彼らの前の道端で音が止まった。
振り返ると
世間話をしていたように感じた人たちの中の男性が
担架に乗せられようとしているところだった。
男性は頭から血を流していた。
転んじゃったかな。
でもお連れさんたちは特に慌てている風もなくて
なんと言ったらいいか
救急車のサイレンの音や救急車で搬送されることが
特別なことじゃなくて、
ごく普通の日常になってしまった感じがして
それはそれで恐ろしいなあって。
























