1ヶ月以上も前のことをタラタラ書いている
夏休みの旅の記録も
この投稿を含めてあと2回でお終いですので
お付き合いくださいましたみなさま
どうかお許しを。
9月14日
12時40分仙台発常磐線原ノ町行きに乗車。
米どころ宮城の青々とした田が美しい。
私は18歳まで宮城で暮らしていたけれど
常磐線のこの区間に乗るのは初めてだ。
仙北の石巻が故郷なため
福島や東京方面に向かう際には東北本線や
東北新幹線を利用する。
特に仙台と大宮や東京間は私じゃなくても
大抵の人は新幹線を利用すると思う。
山元町辺り。
まだ、宮城県だ。
震災の津波の爪痕はほぼ残っていない。
見渡す限りどこまでも田んぼ。
このあたりで県境を越える。
福島県相馬郡新地町あたり。
やはり震災の爪痕はもう残っていないように見える。
ただ
遠くに見える、たぶん国道38号線の土手や橋脚が
真新しいようには感じる。
海に近い道路なのでかさ上げしたような印象を受ける。
相馬共同火力発電新地発電所かと思う。
ひときわ大きな発電所が見えた。
おそらく東北電力の原町火力発電所かと思う。
相馬から原ノ町にかけては発電所がいくつもある。
常磐線から、事故を起こした原発が見えると言っている人も
いるけれど、この発電所の勘違いかと思う。
事故を起こした原子力発電所は
グーグルのマップからも消えている。
まるでなかったかのように消えています。
13時59分
原ノ町到着。
9分後の14時08分
常磐線水戸行きに乗車。
原ノ町駅を出てすぐに新しいアパートがあった。
駅の間近だけれど、アパートの隣の土地は草で覆われていて
売地の看板があった。
相馬市原町区高辺あたり。
一面の田んぼは姿を消して
稲の植えてある田んぼと荒れた田んぼが混在する。
相馬市原町区江井あたり。
なにかとても胸が痛くなってくる。
相馬市原町区堤谷あたり。
作付けしてある田や畑が見えるとほっとする。
たぶんこれは大豆畑かな。
南相馬市小高区大井あたり。
小高は原発の被災地だ。
畑地が太陽光パネルに占められている。
こうした景色はあちこちで見られるけれど
胸が痛くなる。
この問題もどうにかならないものなのかな。
南相馬市小高区耳谷あたり。
大豆畑が広がっている。
この土地にはまったく縁のない私だけれど
うれしくなる。
双葉郡浪江町酒田あたり。
浪江町で稲が育っている。
手前の稲が倒れてしまっているけれど
普通に青々とした田が広がっているのがうれしい。
ここも田んぼが眩しい。
浪江町に人が戻って来ている証だ。
浪江町権現堂あたり。
浪江駅に近づくにつれて荒れた土地が目に付くようになる。
浪江町駅
駅周辺に車はたくさん止まっていたけれど
人は戻っていないような気がした。
住宅に人の住んでいる気配を感じない。
浪江町高瀬あたり。
この立派なお宅は戻っていらっしゃる。
お屋敷の周囲の田んぼは作付けはされてないものの
雑草は刈り取られて手入れをされている。
浪江町高瀬あたり。
ここも作付けはされていないけれど
手入れの跡が。
しかし
喜んだのも束の間に
双葉駅が近づくにつれて荒地が多くなって来る。
建物は放置家屋に見える。
14時31分
双葉駅到着!
駅の裏手で何やら工事をしていた。
これが素直に嬉しかった。
続きます。



































