旅の6日目
15時45分秋田発の奥羽本線新庄行きに乗車。
秋田から新庄までは2時間40分。
車両はボックスシートとロングシートの組み合わせとする
セミクロスシート。
高校生の帰宅時間と重なりボックス席には座れない。
仕方がない。
ロングシートに座って身体を捩って外を見る。
新庄盆地でいいのかな、稲刈り前の田んぼの緑が
夕闇に溶け込むのを優しく拒んでいる。
横手を過ぎたあたりだったかな
高校生がほとんど降りたのでボックスシートに移動。
小さなテーブル付きだった。
ここで、昼間に追分駅の和菓子屋さんで買った和菓子を
食べる。
車内はガラガラ。
及位(のぞき)という面白い駅名だったから
写真に撮ったけれど、ブレてしまった。
空がだんだんに暗くなって
ひとり旅の身が情けなくなってくる。
18時25分
新庄に到着!
実はこの日は新庄に泊まりたかった。
だがしかし
大館と同じようにホテルが少ない上に強気の料金だったから
諦めた。
新庄駅はなんでか奥羽本線が繋がっていなくて
真ん中で分かれている。
たぶん、旧線区間と山形新幹線が走る軌道を分けたのかなあ
と思うのだけれど、ちゃんと調べてないからね。
奥羽本線と奥羽本線(山形線)の間の通路を人が通る
面白い造りの駅だった。
出発列車案内に鳴子温泉の表記があった。
長姉の嫁ぎ先だから何度も行っているけれど
もう15年以上も行っていないと思う。
なんだか懐かしくなって乗ってしまいたくなる。
49分も待ち時間があるので
夕食を軽く食べられる店を探すも何も見当たらない。
地方の駅あるある、で
新庄駅もとても立派で大きいのに
飲食店が入っていない。
駅前も飲み屋以外は全滅。
軽く食事ができる店は、例えば洋食屋さんや
カフェやハンバーガーなどのファーストフードは
地方の駅前にはまず、ない。
夕食難民のまま19時15分発の山形行きに乗って
20時27分に山形に着いた。
県庁所在地の駅だから駅舎に飲食店ぐらいあるだろう
と踏んでいたけれど何もない。
駅前にも飲み屋以外ない。
繁華街らしき通りに行くも飲み屋以外は開いていない。
で、夕食難民を警戒して実は秋田駅で
Twitterのフォロワーさんに教えていただいた
大館・花膳の鶏めしを買っていた。
これがねえ
とても美味しい。
本当に美味しい。
過去食べた駅弁の中でも一番美味しい。
何個でも食べられちゃうくらいおいしいの。
夕食難民になっていなかったら
朝ごはんにしようと思っていたけれど
夕飯と朝ごはんの分と2つ買えばよかったと思うくらい
美味しかったの。
ここまで、マスク警察出ません。
快適な旅です。










































