鉄道に興味のない人にはなんでこんなに嬉しがっているのか

 

ちっとも分からないだろうけど

 

やっと、この旅の最大の目的である

 

JRの寝台特急『サンライズ瀬戸』に乗る時間がやって来た。

 

 

 

 

サンライズ瀬戸、サンライズ出雲は現在のJR唯一の定期寝台特急列車。

 

寝台特急は他にもカシオペアや四季島があるけれど

 

両方ともツアー専用臨時列車で一般客には解放していない。

 

カシオペアも四季島もツアー料金はかなり高価だから

 

庶民価格で気軽に乗れる寝台特急はこのサンライズ号だけ。

 

しかも、数年内には運行終了の噂がある。

 

乗るのなら、今なのだ。

 

 

 

サンライズ号は高松発の「瀬戸号」と

 

出雲市発の「出雲号」の2つの編成から成り

 

途中岡山で連結(上り)及び切り離し(下り)が行われる。

 

 

サンライズ号には6タイプの個室があって

 

一番人気はA寝台シングルデラックスだ。

 

このタイプの部屋は一編成にたった6室しかなく

 

予約を取るのはとても難しい。

 

私は何度かネットでチャレンジしてみたものの

 

発売と同時に瞬時でなくなってしまい

 

泣く泣く諦めてB寝台シングルの2階を予約した。

 

B寝台シングルは連休や週末に重ならなければ楽に予約できる。

 

 

 

 

 

 

乗車30分前にウキウキ気分でホームに入場。

 

どこかから到着した特急列車が止まっていた。

 

 

ホーム側からも買い物ができる駅コンビニで冷えたビールを調達。

 

まるでおっさんのノリだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

サンライズの入線。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウキウキと乗り込む。

 

車内のドアを開けるとそこはまるでホテルだ。

 

 

 

 

 

 

 

扉を通った先に1階と2階に別れる階段がある。

 

 

 

 

 

 

ここが私の部屋。

 

 

 

 

 

 

寝巻きと枕と布団がセットしてあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

巡回中の車掌さんに切符を見せてチェックイン完了!

 

部屋のドアの鍵は暗証番号プッシュ(テンキー)方式。

 

 

 

 

 

 

写真ではなかなか伝えきれないけれど

 

意外に広い。

 

ベッドの脇には荷物置きがあって足元にはテーブルもあり

 

姿見もあるし、洋服掛けもあるしハンガーもセットされている。

 

私の予約した2階席は窓が天井まであるのでとても広々した感じ。

 

たぶん、カプセルホテルよりもずうっと広い。

 

 

 

 

 

 

 

寝巻きに着替える前に車内の探検に出かけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の3枚はB寝台シングルツイン。

 

2段ベッドになっている。

 

2人で利用しても良し、1人で利用してもいいらしい。

 

2人で利用する場合の追加料金は単純に2倍ではなく

 

少々割安になる。

 

 

 

 

 

上の写真はB寝台シングルソロ。

 

うまく写真が撮れていないのだけれど

 

このお部屋も数が少ない特殊な部屋らしい。

 

というのも、この部屋はシングル車両の1階2階の階段部分の

 

デッドスペースに作られているため

 

居住スペースに階段の裏側が張り出している構造で

 

その分だけ狭い。

 

個室寝台料金もB寝台よりも1,000円安いらしいけれど

 

1,000円程度なら私の予約したB寝台シングルがおすすめだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンライズ号にはラウンジも付いている。

 

しかし、眠るための列車であり

 

夜間なので景色もあまり見えず(ラウンジは明るいため)

 

利用者はいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

ラウンジの入り口には自動販売機が置かれている。

 

私は歯磨き用の水を買った。

 

 

 

 

 

 

こちらは寝台券は必要なく特急券の座席指定券で乗車できる

 

ノビノビ座席。

 

 

2段ベッドが繋がっている造り。

 

 

 

 

 

 

 

 

隣の座席の間にはカーテンがあるだけ。

 

マットのようなものは置いてあったけれど

 

これが掛け布団なのか敷き布団なのかは不明。

 

私が探検に行ったときはまだ発車前だったけれど

 

乗客は1人しかいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

上の写真はB寝台サンライズツインの通路。

 

このお部屋も数が少なくて予約は至難の業らしい。

 

通路は片側にだけありその分室内は広く

 

ベッドが2台並んで配置されていてカップルには人気らしい。

 

このB寝台サンライズツインの上階が

 

私が何度かチャレンジしたものの予約ができなかった

 

A寝台シングルデラックスになる。

 

B寝台サンライズツインのフロアーにはシャワー室がある。

 

それぞれの個室のドアが閉まっていたため

 

写真撮影はできなかった。

 

 

 

 

 

 

 

なのでB寝台サンライズツインの入り口階段だけをパチリ。

 

通路に直角にこの階段が下りていて

 

左右にそれぞれの部屋の入り口がある。

 

B寝台サンライズツインも1編成に4部屋しかない

 

予約激戦区だ。

 

 

ちなみにうわさ話では

 

A寝台シングルデラックスもB寝台サンライズツインも

 

政治家さんたちが特権階級の力でもって

 

抑えているらしい。

 

なので、特権階級の方々が乗車直前に

 

キャンセルするかもしれないタイミングを狙えば

 

ゲットできるかもしれないんだって。

 

 

 

なんだかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車内の探検を終えて部屋に戻った。

 

もちろん夜景を楽しむためだけれど

 

何よりも瀬戸大橋から夜の瀬戸内の島々を眺めたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋の照明を消すと部屋は真っ暗になった。

 

これが新鮮だった。

 

過去に乗ったどの列車でも車内が真っ暗になるなんてことは

 

あり得なかったから。

 

寝台特急ならではの真っ暗な空間だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部屋の明かりを消して外を見ていると

 

瀬戸大橋のインターが見えた。

 

いよいよサンライズ瀬戸は瀬戸大橋を渡る。

 

 

 

 

 

島々の灯りが見える。

 

肉眼では夜の海面も見えた。

 

 

 

 

 

 

 

宇宙空間を移動しているみたい。

 

これだね、

 

この夜の海を見たかったの。

 

 

 

 

 

 

 

 

岡山駅に着いて

 

出雲号との連結作業が始まった。

 

いつまでも夜景を見ていたかったけれど

 

せっかくの寝台車なのだから寝なければもったいない。

 

すごいジレンマと戦いながらもやっぱり眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ寝た寝た、と起きてみたら

 

もう富士駅だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

分かるかなあ?

 

上の写真。

 

真ん中よりもやや左に富士山が写っている。

 

 

 

 

 

 

 

熱海駅で停車。

 

踊り子号との窓の高さの差が楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

パンタグラフがすぐそこ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西湘バイパスかな?

 

横浜に向かってひたすら走る。

 

 

 

 

 

 

 

 

通勤電車の止まるホームにサンライズも止まる。

 

 

 

 

 

 

 

武蔵小杉を通過して、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京浜東北線と山手線と並走する。

 

 

 

 

 

 

 

 

品川駅を通過していよいよ終着の東京駅。

 

高層ビル街が不思議に懐かしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

東京駅到着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

列車から降りてさっきまで私がいた部屋の窓を眺めた。

 

ありがとう、楽しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出雲号と瀬戸号の連結部分を記念に撮った。

 

 

 

 

 

 

 

庶民価格で手が届く寝台特急。

 

運行終了する前にもう一度乗りたい。

 

今度は下り列車で

 

東京の街の夜景を見ながら出雲まで乗りたい。

 

その日までお願いだから待っていて。

 

 

 

 

 

 

最後、

 

サンライズ瀬戸号の車窓から撮った

 

通勤電車京浜東北線を追い越すサンライズの

 

ヒャッハーな動画をご覧ください。