通洞散策で時間が少々余ったので
足尾精錬所跡まで行くことにした。
この日はわたらせ渓谷鐵道の
乗車1日フリー切符を購入していたので
通洞から隣の間藤まで電車に乗った。
間藤はわたらせ渓谷鐵道の日光寄りの終着駅。
この線は銅山が閉山になるまでは
足尾精錬所まで伸びていたためホームの先に
線路がまだ残っていた。
間藤の駅舎も可愛らしい。
屋根の時計は止まったまま。
いったいいつから止まったままなんだろうね。
駅を出るとすぐに目に入る工場がある。
古河キャステックの工場。
もともと足尾銅山の修理工場として発足した機械部門。
現在は耐熱耐摩耗の工業用鋳物製品を製造しているらしい。
間藤のメインストリートを足尾精錬所跡を目指して歩く。
足尾精錬所の社宅が手入れをされて
綺麗なままで残っていた。
廃線をアスファルトの道路が分断していた。
反対側はこんな感じ。
間藤水力発電所跡
橋脚の遺構が見える。
ピラミッドのようだけれど、そんなには大きくない。
廃墟マニアの間では有名な古河橋。
観光地図にも乗っている。
間藤の駅からこの橋までは歩いて20分程度。
橋の手前はちょっとした広場になっていて
公衆トイレもある。
この橋は古いためと保存のためか通行禁止だ。
古河橋を渡るとすぐに足尾精錬所の門がある。
厳重に鍵がかかっており、セコムも設置されているため
中には入れない。
敷地内は綺麗に整えられていて
社員や作業員が働く姿が見えるような気がする。
写真の鉄橋の左側奥に足尾本山駅跡地がある。
たぶん、上の写真の右側
石垣の上の吹きさらしの屋根がホーム跡なのだと思う。
足尾の街には「まちなか写真館」と称して
古い時代の写真が掲げられている。
上の写真の建物を周囲に探してみたけれど
見つからなかった。
山の方へ少し歩いた後古河橋まで戻り
今度は松木川に沿って歩く。
精錬所跡は閉山から50年も経っているとは思えないほど
美しく保存されていた。
日光市のHPを見ると、こうした遺構のほとんどが
非公開となっている。
観光資産として活用できないものなのかなあ、
でも難しいのだろうね。
遠くに見える家屋までは行かなかったけれど
たぶん廃屋できっと社宅だったのだろう。
この住宅の奥に学校らしき建物も見えたけれど
きっとそれも廃校なのだろう。
人の気配はまったく感じられなかった。
観光地図を見ると商店がちらほらあるみたいだけれど
どこもかしこもシャッターが下りていて
営業していなかった。
唯一、開いている気配を感じたのは上の写真のお店。
何の店か分からなかったので寄らなかった。
帰路のわたらせ渓谷鐵道は普通列車。
ガラガラ。
満員のトロッコ列車の乗客たちはいったいどこに消えたやら。
トロッコ号は土日休日の1日1往復だったかな。
みなさんトロッコ列車で帰ったかな。
途中の水沼駅には駅ナカに温泉がある。
うわわ! 温泉だ!
と気づいたのは電車が発車した後だった。
なんとも惜しい。
桐生到着。
帰路は違うルートをと、高崎経由を選んだ。
お腹が空いていて何か食べたかったけれど
桐生駅前には何のお店もなくて
高崎駅ではまだ20時だというのにラストオーダー終了で
結局、夕飯はコンビニのおにぎりで我慢。
この旅もどこに行ってもマスクマスク。
足尾精錬所跡なんて、人の気配もないのに
ハイキング風のご夫婦が2組すれ違ったけれど
マスクしているし。
今回の1枚は1枚に絞れなかったため2枚掲載。
足尾精錬所の構内に残る線路脇の信号が
電気が通っていないのに青く光っていた。
往時を知ってはいないのだけれど
なんとなくね、切なく懐かしい気がした。
もう一枚は廃トンネル。
きれいだなあ、と思ったの。











































