前投稿の続き。

 

 

 

鹿島神宮駅から佐原まではJRJR鹿島線で21分。

 

1時間に1本、多い時間帯でも40分に1本の

 

割合の電車だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿島神宮での滞在を予定よりも1時間早く切り上げたので

 

日の入りまでは1時間半程度あり

 

そこそこ、散歩が楽しめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真上の酒屋さんで

 

家で待っているだろう夫のために

 

お土産の佃煮を買った。

 

酒粕が安かったから私のために酒粕も買った。

 

 

 

 

 

 

 

この日は月曜日だったためか街中が静まり返っていた。

 

人の声は、学校帰りの子どもたちの声しか聞こえない。

 

お店はほぼ全滅だった。

 

どこも開いていない。

 

そんな中で商い中のカフェの看板を見つけた。

 

脱サラしたのか定年後か、

 

そんなご老人がやっている匂いがする店だったから

 

これは外すなあ、と思って通り過ぎた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とは言え周りには開いている店はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで、ええやっ! と入ってみた。

 

 

可もなく不可もない店。

 

やはりお店を切り盛りしているのはご老人だ。

 

気難しそうな男性。

 

軽く後悔したけれど、抹茶と甘納豆は美味しかった。

 

 

 

話は前後するけれど

 

この日、私は出発地点より要所要所でTwitterに

 

自分の動きを呟いていた。

 

出発して間も無く

 

フォロワーの男子から絡みがあった。

 

その男子は国取りのゲーマーで

 

仕事が休みの日の大抵は

 

電車に乗ってそこら中を移動している。

 

かなりの鉄オタだ。

 

彼は私が出発した時点では宇都宮〜小山周辺を

 

うろちょろしていて

 

かなり方向が違っていた。

 

「どこに行くの?」

 

と尋ねられたけれど、私は軽く躱していた。

 

質問には答えなかったけれど

 

Twitterに上げているのだから私の動きは一目瞭然だろう。

 

けれども、彼は私の呟きが

 

リアルタイムであると信じ込んでいたらしい。

 

私の呟きには多少のタイムラグがあることもある。

 

手が離せなくて

 

というか、動くことに集中したくて

 

のんびりできるタイミングでまとめて上げることもある。

 

鹿島神宮での行動は

 

佐原行きの電車内で実は上げていた。

 

 

 

 

抹茶を飲みながらTwitterで佐原のお散歩のあれこれを

 

呟こうとiPhoneを開いたら

 

国取りの彼が、なんと!

 

鹿島神宮参道脇の汽車レストランで呟いていた。

 

フォロワーさんが呟いていたので来てみた、と。

 

だけどもういなかった、と。

 

 

 

追っかけて来たんだ。

 

正直、驚いた。

 

だって彼は、午前中は小山にいたのだから。

 

 

 

 

なんなのだろうなあ。

 

どうなのだろうなあ。

 

 

 

Twitterに行動をありのままに呟いてしまうのは

 

こうしたことが起きるのだから

 

もっと警戒しなければいけないなあ

 

とか

 

少しばかり反省しながら店を出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後。街を少し歩いて

 

17時台の電車に乗った。

 

 

 

 

 

佐原駅のホームにはまったく人の姿が見えない。

 

電車が動き初めて途中駅で高校生が大勢乗って来て

 

周りを男子学生に囲まれてしまった。

 

暗くて外も見えないため

 

佐原の様子をTwitterに上げて

 

乗った電車の写真も上げたら、国取りの彼から

 

リプライ(コメント)が入った。

 

 

 

もしかして同じ電車に乗っている?

 

 

 

私がTwitterに上げた電車の写真に車両番号が入っていた。

 

2456

 

これで彼は私が同じ電車に乗っていることが

 

分かったらしい。

 

たまたま、だった。

 

本数が少ないから、同じ電車に乗り合わせることは

 

あり得るのだけれど

 

私が電車の写真をアップしなければ

 

同じ電車に乗っているとは気づかなかった

 

かもしれない。

 

 

 

正直、困った。

 

私はひとり旅を楽しんでいたのだし

 

ひとり旅だったから服装もいい加減で

 

化粧もいい加減で

 

さらに、日中は強風が吹き荒れていたから

 

髪の毛が爆発していたし

 

なにせ、Twitterではフォロワーさんたちは

 

勝手に私を40代と設定しているし。

 

 

 

その後、数往復の応答があって

 

同じ車両に乗っていることも判明して

 

だけど

 

男子学生に囲まれているから車内移動は無理で

 

結局、終点の成田で

 

お互いにお互いがどの人物かを認めた。

 

 

 

まあ

 

 

すぐに分かったよ。

 

 

 

 

こうなったら腹をくくるしかないから。

 

見たところ

 

まだ少年っぽさを残している若い子で

 

確実に私の息子たちよりも若そうだったから

 

息子を相手にしていると思えばいいかな、って。

 

ここで、がっちりガードして拒否するほど

 

私は固い人間じゃないし

 

まあ、どっちかというとゆるゆるで

 

言い方を変えると

 

肝が座っているし。

 

だから、海外でも平気でたった1人で出かけられるのだし。

 

 

 

 

彼、

 

人恋しかったかな。

 

だから、追いかけて来た。

 

 

いいよ

 

人恋しいのなら

 

誰かとお喋りしたかったのなら

 

私が相手になってあげるよ。

 

 

 

なんてね

 

腹を括ったら楽になった。

 

 

 

 

 

 

 

それからは鉄ヲタの彼に従って

 

電車を乗り換えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこでどう乗り換えたんだったっけ?

 

 

往きと違うルートで帰りたい

 

という私のリクエストに答えて

 

彼は確実に座れる路線を案内してくれた。

 

 

 

 

 

 

 

彼の歳を聞いたらやはり息子よりも若かった。

 

彼のお母様は私よりも少し年下。

 

 

 

でも、ウチのオカンよりもこっちの方が美人。

 

 

 

なんてね、お世辞を言うのも忘れない。

 

家が近づくにつれてだいぶ仲良くなって

 

彼が宇都宮以北(どこだったか?)で買った

 

お土産の大福餅を楊枝にさして

 

「あーんして」と言われたので

 

素直に従って

 

あーんして、2個も食べさせられてしまった。

 

母親よりも年上のおばさんに、ようやるわ

 

と思ったけれど

 

付き合ってあげたよ、そういうところわたし

 

寛容だから。

 

 

 

 

いい子だった。

 

 

相互フォローの間柄で

 

この日まで、何度か絡みのあった子だったから

 

初対面という気はしなかったし

 

だから、帰路はあっという間だった。

 

話が途切れることはなくて

 

帰宅してからは、息子に認定したわ。

 

縁もゆかりもなかった三男坊ってところかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、話はまたまた前後するけれど

 

あのカフェねえ

 

オヤジ、やっぱなー、なんだわ。

 

 

 

お手洗いお借りしたいのですが

 

 

と言ったら外のトイレに行くよう指示された。

 

 

 

 

 

 

と思って指示されたトイレに行くと

 

これが、公衆トイレだった。

 

あのカフェ

 

自宅兼なのでしょうけれど

 

決して安くないお茶代を払ったお客に

 

公衆トイレとは恐れ入った。