こんなコロナ騒ぎに囚われてなんかいないで
私は私のやるべきことをやらなくてはいけないのに
やるべきことが手に付かないから焦る毎日です。
やるべきことは
小説を書くこと。
わかっているのにちっとも進まない。
家にいても頭から、コロナのことが離れない私は
もしかして
真性のコロナ脳かもしれないよね。
先週の始めだったかな。
ショルダーバッグが欲しくて
某三井アウトレットモールに行った。
夫に車を出して貰ったから
買い物よりも先にまずは、昼食。
あれこれ選ぶのが面倒だからフードコートに入った。
平日なのに驚くほど人がいる。
住宅街のアウトレットモールだから?
マスクと衝立さえなければ、緊張感なんて全くなくて
普通に混雑しているコート内に
よもやみんな
怖いウィルスが蔓延しているとは思っていないよね。
思っていたら
よほどの阿保だ。
だけれどみんなそこそこ警戒している。
なんで警戒する必要がある?
写真は人のいない場所を狙って撮ったから
だって、個人保護法に触れるし
だから空席が目立つけれど
私の背後はほぼ満席。
私は衝立のない席に座っているけれど
みんなは衝立に抵抗がないらしい。
夫はコートに入る時に
「衝立ありますよ」
と言ってくれたけれど
このモールのフードコートは2階にあって
1階のテラスまでは食事を運べないから仕方ない。
ハンバーガーショップでもあれば
テイクアウトしてテラスで食べるのだけれど。
私一人で出かけたのなら
こんなコートでは食べないけれど
夫に車を出して貰ったのだから観念するしかない。
けれど
目に見える世界が嫌だ。
嫌だ。
嫌だ。
嫌だ。
この世界は間違っている。
だから
うわあああああ、と叫び出したくなる。
でも叫んだら
狂人扱いされる。
理性の限界が来ているけれどなんとか堪える。
その後
バッグを買うためにCOACHに入る。
案の定
マスクの着用を求められる。
どうしても欲しいバッグがあるために
ぐっとこらえて
マスクが出来ません、と書かれた札を見せて
名札ケースを胸に下げて買い物を済ませた。
なんでこんな馬鹿げたことをしなければならないのか。
だからもう
この世界が嫌いだ。
その後
疲弊した魂を慰めるために
大好きなテラスでソフトクリームを食べた。
メープルのソフト。
ショップの若いスタッフさんには
素顔を咎められたりしない。
思うに
店側の問題ではなく
スタッフ個人個人の問題かと思うけれど
一個人をそのような思考にさせてしまった社会が嫌だ。
話し、逸れるけれど
ソフトクリームのトッピングを夫はタピオカだと言う。
タピオカではないよ、と私がいくら言っても
夫は納得しない。
なんで、夫はタピオカを食べたことがあるのにも関わらず
全然違う食感のものをタピオカと主張するのだろう?
感覚が鈍い人ばかりだから
この世界が嫌な世界になってしまうのかもしれないね。
マスク強要や衝立の店には、私一人なら入らないし
どうしても買いたい物がない限りは入らない。
でもね、仕方のない時ってあるんだ。
その「仕方のないこと」ばかり求める社会が窮屈で
窒息しそうなんだ。



