三内丸山遺跡から市営バスで青森駅に向かう。
バスはガラガラ。
途中の乗客の乗降はたったの2名。
三内丸山遺跡は始発の停留所だったから
乗客は私を含めて3名だけだった。
やばいぞ、青森。
バス車内でマスク非着用については
何も注意は受けなかったし
東京&埼玉を走るバスのように
運転席のビニールカーテンはあるにはあったけれど
あれほど大げさではない。
運転席の隣の一番前の座席も座れる。
さて
青森駅に着いて
宿泊先のホテルにチェックインを済ませ
日没までにまだ時間があったので
ご用済みの青函連絡船『八甲田丸』の見学に行った。
見学料金は大人510円。
チケット売り場で検温と消毒を求められるが
ここでもマスク非着用については特に注意は受けなかった。
閉館は19時、入場受付は18時まで。
私の入場は18時の10分前だったため
他の見学客の姿はちらり見える程度。
とにかく人がいない。
八甲田丸の感激したことには
青函連絡船って船内に線路が引かれていて
客車ごと船に乗れちゃうのだね。
なんとなく知っていたような気がするのだけれど
実際に見たのは初めてだったから
すごかった。
広い、広い!
とにかく広くて巨大だ。
エンジンルームも公開していた。
ずらりと巨大なエンジンが並ぶ姿は圧巻。
この船に乗って、青森から函館に
函館から青森に渡っていた。
どんな人たちがどんな用事で乗っていたのだろうね。
見学を終えてからは
青森ベイブリッジを渡ってみた。
風が冷たかった。
観光物産館『アスパム』は営業終了。
残念ながら、夜間はやっていない。
「恋人たちの道」と言う名のウッドデッキに
腰を下ろして沈みゆく夕日を眺めた。
高校生かな?
素顔の女の子たちを久しぶりに見た。
大きな口を開けて
海鳥に追いかけられてキャーキャー言っていた。
ごく普通の2人の素顔が
ごく普通すぎて、見知らぬ子たちなのに
なんだかとても愛おしかった。
女子高生を追いかけていた海鳥。
君は彼女たちが持っていたポテトチップスが欲しかったんだよね?
夕日を眺めた後、青森駅前の繁華街に
夕食を食べるお店を探しに行った。
せっかくだから海のものが食べたかったが
お店が開いていない。
夏至の日は長く
19時半でも明るいのに
街はまるでゴーストタウンだ。
コロナの影響なのか、それとも以前からなのか
あまりの人のいないことに
愕然となる。
どうしたものだろう?
きっと、青森だけのことじゃないのじゃない?
日本全国、地方がこんなことになっていたら
それこそ、政府の責任は重い。
それでも開いている海鮮居酒屋を見つけて扉を開けた。
スピーカーから「いらっしゃいませ」の声が流れるのに
誰も出て来ない。
店内に人の気配がまったく感じられないため
諦めて外に出て別の店に行った。
こじんまりしたマグロ丼のお店。
客は私1人だった。
マグロとイクラのコロコロ丼は
ん?
と思うほど生ものの量が少なかった。
経営は大丈夫なのだろうか、と余計な心配をしながら
酎ハイのようなものを飲んだ。
お店でお酒を飲んだのは久しぶりだった。
私の地元や東京ではお酒は飲めないから
普通に飲めることが嬉しかった。
けれど、人がいないことには
胸が締め付けられる思いがした。


















































