コロナ関連ばっか書いているから
お出かけの投稿が進まないっ!
先週末のお出かけの後に
今週は13日の木曜日にも禁断の3県跨ぎをしているから
写真が溜まる一方だわ。
さて、先週末に出かけたのは
群馬県の上野村。
上野村は日本航空123便墜落事故があった場所。
目的地に着く前に写真を撮った赤い橋のたもとに
慰霊の園への道標が掲げてあった。
なんとも言えない神妙な気分になる。
墜落現場の麓でさえ
首都圏からは数時間かかる山の中の小さな村だ。
ご遺族の高齢化も進んでいることだろうから
慰霊に訪れるのもなかなか大変なことだろう。
そして、当時の町の人たちの
心労とご苦労を思うと
手放しで遊ぶ気分にもなれない。
そんな申し訳なさが頭の中を占める。
夫はそんなことは意に介さないから
本当に良い性格だなあ。
さて、目的地のひとつ『不二洞』は
関東最大級の鍾乳洞です。
夫が、この鍾乳洞の麓に掛けられたつり橋を
ネットで発見して「行きましょう」と言い出すまで
私はこの鍾乳洞の存在を知らなかった。
知らない場所ってまだまだたくさんあるんだね。
不二洞
入場料は大人600円です。
有人のチケット売り場を抜ければ
あとは無人だ。
鉄の扉の中の長い通路に閉じ込められると
閉塞感で恐怖を覚える。
この通路はかなり勾配がきつい。
勾配に合わせて
ベンチの足の長さが違う。
通路出口(鍾乳洞入り口)を抜けると
螺旋階段がある。
この階段で一気に40メートル登る。
階段途中に踊り場のような空間がある。
夫はイメージしていたのだろう
鍾乳石が少ないため
「ここは鍾乳洞じゃないよね」
と言い出す。
私もこんなむんちゃん言う夫を放っとけばいいのに
鍾乳洞がなんであるかを説明してしまいたくなって
必死になって説明してしまうから
疲れる。
鍾乳石は小ぶりながらいたるところにある。
しかし
「鍾乳石がない」とぶーぶー言っていた夫に
感動する素振りはない。
日本の鍾乳洞はどこに行っても
岩や石の形から
あの世や現世の寺や仏像やとにかく
仏教由来のものに見たててこうした看板を掲げるから
邪魔臭い。
見る人の想像力に委ねられないものかなあ。
こうした看板の設置を親切なことと思ってしまうから
日本人は始末が悪い。
景観を台無しにしていることに気がまわらないんだもの。
でも
親切なのだから許される。
まったく、変な民族。
ライトアップにしても、色がきつすぎるかなあ。
これも親切心から。
やれやれ。
夫はどんなふうにイメージしていたのだろう?
上の3点の写真の鍾乳石も
夫の心には響かなかったようだ。
これだけ鍾乳石があっても
「ここはただの洞窟ですよね?」
を繰り返す夫はもう相手にしない。
地上の光が見える場所もあり
お決まりの「賽の河原」もある。
「なんでお金が置いてあるんですか?」
そんな疑問を口にする夫は、ただの面倒臭い爺さんだ。
それでも、私に向かって疑問を投げかけられれば
説明しなければならないから
いっそ、この人は息子なのだと思えばいいかな?
そうすれば腹も立たない。
出口を出てすぐのテラスにベンチがあったので
座って2人で蜜柑を食べた。
気づかないうちにチケット売り場からは
かなりの高さまで登ってきたみたい。
帰りの坂道がとても長くて
標高差を感じた。
不二洞
なかなか見ごたえありでした。
マスクしなくてもOKです何も言われない。
他県の入場者制限もなし。
山の中だものね
間違っても感染しないよ。











































