デイヴィッドは、クラシックはもちろんのこと、いろんな音楽の楽しさを伝える
べく、ロック、ポップ、ヘビメタ、EDMなど、さまざまなジャンルをモチーフに
しているが、今日は、民族音楽をピックアップ。
↓これは、ロシアの伝統音楽「バブーシュカ」。
途中、マーカスと踊ってて楽しそう。
↓これは、Musicのアルバムではケルティック・ロンドって言ってたんだけど、
ツアー中は「1000パイパーズ」って言ってた。
スコットランドの伝統的な音楽なんだけど、デイヴィッドのマムがスコットランド系
なので、自分のルーツの音楽を弾かねば、みたいに思ってたらしい。
デイヴィッド、ここでも踊ってる。
↓これは、名前は知らなくてもどこかで聴いたことがある人が多いであろう、
フニクリ・フニクラ。
イタリアの登山鉄道だかのコマーシャルソングとして作曲されたものなんだけど、
リヒャルト・シュトラウスが、イタリアの民謡だと勘違いして、
交響曲「イタリアから」に入れちゃった。
そしたら、著作権侵害で訴えられちゃって、シュトラウスは
この交響曲を演奏するたび、作曲者に著作権料を支払うことに
なってしまったのだった。お気の毒に。
↓これは、ジプシー・キングスの「ヴォラーレ」で知られているけれど、
元々は、1958年にリリースされたイタリアのカンツォーネ。
Nel blu dipinto di blu(青く塗られた青の中で)。わたしは、ビールのコマーシャルを思い出す。
↓で、これは一応クラシックなんだけれど、ちょっと変わってる。
けど、大好き。Bazzini(バッジー二)のDance of the Goblins(妖精の踊り)。
パールマンも、よくコンサートで弾いてるけど、これは妙な楽しさがある。
デイヴィッドは、本当に、音楽って楽しいっていう実感をくれる。
クラシックだろうがヘビメタだろうが、いい音楽はいい音楽じゃんっていう
デイヴィッドの主張は、正しいとあらためて思うわ。
既存のワクにはめられての「音楽鑑賞」はもう、過去のもの。
音楽とは、その名の通り「音を楽しむもの」なのだ。
うーむ、ヴォラーレ聴いたら、ビール飲みたくなった。暑いし、蒸すし。
しかし、まだ昼なので、夕方まで我慢します。