David Garrett - "Viva La Vida" (Cold Play)

これは、今年ニューヨークのコンサートで演奏したらしいが、これは、だめだ。
わたしのど真ん中に来る。
あのメロディラインと美しいヴァイオリンの音が魂に来る。
これを聴きながら仕事はできないなあ。音に集中してしまう。
嬉しいような悲しいような悩みだ。

さっきまで、新しいCDに入っている、クライスラーのLiebesleid(愛の悲しみ)が一番お気に入り
だったんけど、これが今ではNo.1になってしまった。
「Viva la vida」とは、スペイン語で"素晴らしい人生”みたいな感じ?
スペイン語から英語に翻訳するとLive your lifeになるのよね。
あなたの人生を生きるって直訳はよくわからん。
まあ、勝手に意訳して、ブログタイトルと通じるものがあるなあと思った。
ので、このデイヴィッドが奏でるこの曲をわたしのテーマ曲にすることに決めた。勝手に。

まだ、CD化されてないけど早くして欲しい。
ヴァイオリンは、その官能的な音で感情をかきみだすので「悪魔の楽器」と言われているらしい。
悪魔が持っている楽器は必ずヴァイオリンなんだとか。
もっとも、なんで悪魔という認識ができたかというと、パガニーニが悪魔と契約したのではないかと
言われるほど凄い演奏をしていたかららしいけど。

デイヴィッドのメンタリティとか、表情とかを見ると、どちらかというと「天使系」のような
気がするが、確かに、わたしも魂がむきだしになる感じがするな。
今のようにいろんな音楽が無い頃は、ハマり度が今よりえらく濃い気がする。
寝ても覚めてもヴァイオリン、みたいな人ってたくさんいたんだろうな。

天使系のデイヴィッドが、パガニーニ役で映画の主演をするらしい。
6月からクランクインなんだとか。演技は、ハリウッドスターにはかなわないかもしれないけど
本当のヴァイオリニストのデイヴィッドが弾く、リアルな演奏は楽しみだ。

しかし、天使系のデイヴィッドが悪魔系のパガニーニ役かぁ。その狂気の演奏をどう弾きこなすのか
ほんとに楽しみ。この映画をやり遂げた後の彼の演奏も少し違ってくるかも。
いつ、公開予定なんだろう。