こんにちは、千里です♪

 

 

 

 

最近、読書熱が下がらないので

隙間時間に読書しています。

 

 

 

 

左・あおい

 

 

西加奈子著 「あおい」

 

 

読み始めて知りましたが

なんと、西加奈子さんのデビュー作でした。

 

「あおい」は

 

・あおい

・サムのこと

・空心町深夜2時

 

の短編集です。

 

 

 

 

 

 

「あおい」

 

主人公のさっちゃんは年下のカザマ君と付き合っています。

カザマ君は面白い人でモテ男です。

風が通る度に「今のは女の子」とか風に性別をつける子。

 

もう、この時点でワクワクが止まりませんでした。

風に性別があったらなんて考えたこともなかったもの。

 

さっちゃんは、不器用な女の子という印象。

自分を持て余している感じで

面倒だけど、カワイイ。愛しい。

 

言葉遊びのような会話が楽しくて

どこに嘘や本心が散りばめられているのか慎重に読んだ作品。

 

カザマ君は又吉直樹にダブってしまったし

さっちゃんは又吉直樹著「劇場」に登場する彼女にダブった。

 

 

 

 

 

 

「サムのこと」

 

これはホントにタイトル通り「サムのこと」を書いた作品でした。

サムが死んで、仲間が通夜に行くという物語。

サムはどんなヤツだったのか

サムはどうして死んでしまったのか

どうしてサムはあんな事ばかり言っていたのか

 

あぁ、人が死ぬってこういう事なんだなぁとしみじみ感じました。

だって、答えは聞けないんだもの。

 

 

 

 

 

 

「空心町深夜2時」

 

この作品は本当に短いお話。

しかも、一人語りに近い。

関西弁で主人公が今起きていること、過去にあったこと、別れを告げる気持ちを淡々と語っていく物語。

 

 

 

この一冊がデビュー作だなんてスゴイ。

この一冊は全部切なくて愛しい。

全部が好き。

そう思える一冊でした。