前回から始まった「この世の考察」の続きです。
「頭であれこれ考えるから、現実が狂ってくる!」
前回は、「目の前で起きている出来事には、なんの意味もない。」、自分で勝手に感情をのせたり、固定観念や今までの知識に従って意味づけしているから、楽しいこ、うれしいこと、辛いこと、悲しいこと、怒りを感じる出来事になると書きました。
じゃあどうすればいいの?
「感情をのせなければいい。」で終わってました。
確かに感情をのせなければ、平静を保っていられるし、周囲に流されず、楽に生きられると思います。
しかし、「これがかなり難しい!!」ことなんです。
なぜって、「頭で考えてしまうのが人間だからです。」
今、自分自身を見つめてみましょう。
「考えていますよね。」...それが現実。
しかし、言われないと「考えている」ということに気づいていない人がほとんどなのです。
一般的に、人間は1日に「6万回」思考していると言われています。
そんな自分を変えるには、第一段階として「あっ!思考している!」と気づくこと です。
そして、少しでもいいので「無」の状態を維持してみてください。
そう繰り返していくと少しずつ変化があるはずです。
「無」の状態を維持するには、「瞑想」すればいいと思うかもしれませんが、これもなかなか難しいです。私は瞑想はしませんが、「無」の時間を作ることができれば、瞑想しているのと同じことだと思います。
最初に書きましたが、「頭であれこれ考えるから、現実が狂ってくる!」のです。
不安になったり、恐怖を感じたり、悲しくなったり...
この感情が自分自身で「良くないと思う現実」を作っているのです。
じゃあ、不安や恐怖をなくして、いつも楽しく、気楽にいればいいんじゃないの?
確かにそれが理想的ですよね。
それでハッピー!!全部解決!なんの問題もない!となりますよね。
さあ、果たしてそうでしょうか。
続きは次回で。