縁宿 -10ページ目
自分なりに一生懸命頑張ってる時
他人の優しい一言や厳しい一言が
ジーンと胸を熱く焦がし涙が止まらない
時が有る
知らない世界に飛び込んで
出来るか・・・?出来ないかの・・・?
せとぎわに立ち夢と不安で
押し流されそうに成った時
些細な他人の一言で
涙がホロホロ出てしまう事がね・・・
身も心も疲れ果て
暗闇の海に向かった
小船で一人舵を取る
臆病が頑張って目を光らせた
失くしたくない目的に向い
背中を」丸め壊れそうな心で
他人の光の出会で涙を流す
過ぎてしまえば想い出の一こま
沢山の取り越し苦労が色あせて
季節が変わる
仕事に恋に 一生懸命は
涙が出るのかな・・・
力を入れすぎ心に影を落とさず
気持ちはいつも青空で居たい
無理かも知れないけれど心がけたい
苦難を何時までも引きずらないで
生きてることに感謝したい
何時かは晴れる青空を信じたい
形ばかりの言葉と立場に迷わされず
自分の心の形を崩さず居たい
一人で温もりを作らない
一人で悲しみを作らない
一人で涙を流すより皆で涙を流したい
モシモシモシモシ
10回ほどのコールが続き
やっと彼女の声、モシモシ
何かあったん?
私の震える小声に彼女も
ただならぬ予感を感じたのか
何・・・・・!何・・・・!どうしたん
泣きそうな声で私は
彼女に事情を話し
早く来て早く来て
お願い お願い 何度も 何度も
彼女に頼んだ
チョ チョ チョと待って
そして受話器から少し離れた
所から彼女の声が聞こえた
あんた一緒に行ってくれへん
彼女の呼びかけに
何となく電話のやり取りを
聞いていたのか太い男の声
今から?いいよ
彼女は弟と二人兄弟で両親と
4人暮らし
今から弟を連れてすぐ行くから
彼女の声に
祈るように電話を切った
そして気づかれないように
裏口を開けて待ってることにした
彼女の住んでいる家から私の
所まで歩いて15分位
待っている時間が長く思えたが
ひたすら待ってるだけでした
しばらくして裏口から
小さな声で私の名前を呼ぶ声
そっと近づく私の前に
ゴルフのパターを持った彼女と
野球のバットを持った弟が
立っていた。すると弟がいきなり
どこだーどこにいるーと云いながら
階段を目指し腰をかがめ
目を光らせてバットを振りかざし
歩き出した
あんた大丈夫?お姉さんの怖声
その時突然ダダーン弟が
>>> 何!!何
青ざめたお姉さんの歪んだ顔
あーあー

