20年後のスターリングに会いたい | ブルパのみゅみゅみゅMUSIC&NOVEL

あのマンガの20年後が見てみたい! ブログネタ :あのマンガの20年後が見てみたい! 参加中


アニメも可と解釈させてもらって、僕は『あらいぐまラスカル』のスターリング・ノースに会ってみたい。


さすがにネタバレということもないと思うので、最終回について簡単に触れると、スターリングはラスカルを森へ返し、父親(災害で農場経営が破綻したのですよね)や親友のオスカー、アリスとも別れて、お姉さんが待つミルウォーキーへと一人旅立っていくというラストシーンなのですが、その後、スターリングがどんな人生を歩んだのか、とても気になります。


そんなふうに書くと、大のラスカルファンと思われてしまいそうですが、僕が『あらいぐまラスカル』を観たのは、ほんの二、三年前のことで、東京MXテレビの再放送(日曜の夕方)をたまたま観たのがきっかけでした。


ちょうど魚釣りのシーンだったこともあって、思わず見入ってしまったのですが、どこか僕の琴線に触れるものがあったのだと思います。その世界観に引き込まれるようにして最終回まで観続けてしまいました。


そして、「なぜもっと早く観ておかなかったのだろう」と後悔したくらい感銘を受けました。


もちろん、ラスカルのことは知っていましたが、「どうせ、あらいぐまを取り巻く人々のオモシロオカシイ日常を描いた作品」くらいにしか思っていなかったのです。


ところが、少年の成長と旅立ちを軸に、今まさに僕たちが直面し、真剣に考えなければいけないたくさんのテーマを内包した素晴らしい作品なのですよね。


オープニング曲の『ロックリバーへ』の最後で、「♪ ありがとう ぼくのともだち ラスカルに あわせてくれて」 という歌詞がありますが、スターリングにとってラスカルは友達というよりも、いたずら好きな、どうしようもなく手が掛かる弟という感じがしてなりません。


その、いたずらな弟の面倒を見ることで、ともすれば、母親を失った悲しみに負けそうになる自分を鼓舞していた。そんな存在だったのではないでしょうか。


二十年後のスターリングは、きっと優しさと強さを併せもった、素晴らしい青年に成長したに違いありません。


それでも、もしスターリングに会うことができたら、「あれから君はどうしていたの? 元気でやっていたの?」と聞かずにはいられない、そう思うのです。


                   (道秋ナオ)

人気ブログランキングへ

トップページへ移動