コーチングを広めたい理由 その1 生徒の声にならない声を引き出す | 可能性を無限に引き出し期待を超えるゴールに導く先生と親子に寄り添う 葵桜®Bloom with

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可能性を無限に引き出し期待を超えるゴールに導く先生になる秘訣をお伝えします。

 

 生徒の声にならない声を引き出す技法

 

 

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親子に寄り添う 

Bloom with かずみです

 

 

  私がコーチングを広めたいと思う理由

 

 

先日お知らせした、指導者対象スチューデントサポート研修会。

 

 

これは、私自身が教員退職後に学んだコーチングのツールを使った

コミュニケーション方法をお伝えする研修会です。

 

 

皆さんは「コーチング」をどれくらい理解されていますか?

 

 

中学校教師を22年、学校司書を6年していた私ですが、

コーチング自体を学ぶ機会はありませんでした。

言葉は知っていたし、考え方はわかっていました。

自分の興味の範疇で本を読んだこともあります。

 

 

ですが、ワークを使って自分を内観する機会は全くなく、

実際それを体験したのは数年前、

教員を退職した後、自分自身の将来について

姉と対話した時が初めてでした。

 

 

大手企業に就職し、

その後着付け教室やビジネスの講座、こころの講座で

人に教えることに携わっていた姉。

 

 

姉の周囲の人は、ほとんどコーチングを学んでいるので、

「学校の先生はコーチングって知ってるでしょ?」

という感覚だったようです。

 

 

先日、某教頭先生にお聞きしたところ、

「関心のある先生がコーチングを学んでいることはあるし

校内研修で取り入れてる学校もある。

ただ、それを習得している人がどれだけいるかというと

まだまだ十分じゃないと思う。」とのことでした。

 

 

私自身も、学校司書として学校現場に残る中、

その必要性を感じながらも、

教師として自分の中ではやり切った感覚が強く、

学校現場に力を注ぐには充電が必要でした。

 

 

教師を退職して6年、学校司書でありながらも、

教員現役当時と変わらず、お悩み相談を受けることが多く、

自分の使命に気付かされました。

 

 

日々奮闘している先生方が、

自分の仕事に誇りを持って生き生きと教壇に立って欲しい。

そうすることが未来を担う若者が

生き生きと羽ばたく最低条件だと考えています。

 

 

私がコーチングを広めたいと思う理由はたくさんありますが、

印象に残っている出来事3つをご紹介したいと思います。

 

 

今日は生徒指導に関連した事例からご紹介します。

 

 

 

  コーチングを学んで気づいた傾聴力の必要性

 

 

私がコーチングを学んだのは、教員退職後。

姉の講座で学びました。

 

 

現役の頃コーチングというものを知らなかった私ですが、

振り返ってみたらあれはコーチングの技法だったなと

思う事例があります。

 

 

私の教員人生の中で、

印象に残る5人のうちの1人の生徒についての出来事です。

 

 

  事例:入学当初はトラブルメーカーだったAさん

 

 

中学校教師3年目。

初めて担任を任された学年での出来事です。

 

 

運動神経抜群で男まさりなAさん。

母子家庭七人兄弟の4番目。

自分の心のうちを表現するのが苦手で

女子にも男子にも先生にも喧嘩っ早い女の子でした。

 

 

人間関係のトラブルも多く、

どちらかというとヤンチャな子というイメージ。

学年女子の中で気掛かりな生徒のうちの上位でした。

 

 

1年時は隣のクラスで陸上部。

授業で週4回顔を合わせていました。

 

 

その学校は、1学年100人程度ということもあり、

学年教師全体で全クラスの子どもたちと関われる関係性でした。

 

 

特に、女性で担任をしていたのは学年で私だけだったこともあり、

やんちゃな女の子や、不登校気味な生徒は

私の担当という感じでクラスを超えて関わっていました。

 

 

 

  徐々に心を開いてた2年目

 

 

陸上部に所属していたAさん。

女子の中ではずば抜けて足が速くて運動神経抜群でした。

その能力を活かして活躍してくれることを期待していましたが、

1年の秋くらいから部活をサボりがちになり、冬には退部しました。

 

 

なので、バスケ部の顧問であった私は、

Aさんをバスケ部に勧誘し、

バスケ部の顧問と部員として関わり始めました。

 

 

2年生になってAさんの担任になりました。

 

 

Aさんとの接点が増えたことで、少しずつ距離が縮まってきました。

心の内を打ち明けることが苦手な彼女でしたが、

定例の「教育相談」を通して少しずつ内面を引き出ことができました。

 

 

本人が望んだので、定例の教育相談以外に

定期的に話をする機会を持ちました。

 

 

初めは、なかなか会話が続かなかったので、

カウンセラーの先生に教えてもらった技法を使って、

ゲームをしながら話をしたり、

お絵描きをしながらストーリーを作ったり…

 

 

夏休みの前にはずいぶん心を開いてくれるように

なっていたことを記憶しています。

 

 

彼女が長年1人で抱え込んでいた悩みは

 

・本人曰く、小さい時からボスのように怖がられていた。

小学校が単級で、低学年で作られたイメージから抜け出せず、

自分が変わりたいと思っても変われないのが辛い。

 

・お母さんは仕事と下の子で精一杯で、

家で甘えることもできなない。

 

・信用できる大人がいない

 

家庭でも学校でも居場所がないと感じていたAさん。

小学校からのイメージを払拭することができないまま、

活躍できる場所もなく、自分を卑下して、

殻に閉じこもり、我慢できなくなっては爆発するというタイプでした。

 

 

そんな彼女でしたが、

先輩部員の少なかったバスケ部で試合に出場する機会も増えました。

団体競技をする中で信頼できる仲間とも出会い

トラブルを起こすこともなくなりました。

 

 

クラスでは存在感・影響力を活かして

リーダーとして活躍する場面が増えました。

 

 

そんな一つずつの経験が、彼女の自信につながっていきました。

 

 

秋になって、生徒会役員を改選するにあたり、

彼女に体育委員長を立候補することを打診しました。

運動神経抜群で、リーダー的な存在である長所を

生かすにはぴったりの役職。

 

 

見事体育委員長に当選し、立派に委員長の仕事をこなしました。

2年生の終わり頃には生き生きと学校生活を送る、

愛らしいAさんになっていました。

 

 

「そんなドラマみたいに激変する?」って言われそうですが、

変わります。

特に中学生は多感な年齢。

少しのきっかけで、

良いようにも悪いようにも変わります。

 

 

3年間で変化する様子を見届けるのが好きで、

私は中学校の教師をしていたようなものです。

 

 

  離任するときにもらった手紙

 

 

入学するときヤンチャなイメージだったAさんが

私が離任する時、体育委員長として、

学校の代表として壇上で花束を渡してくれました。

 

 

壇上で大号泣のAさん。

彼女が人前で泣くのなんてイメージにないからみんなびっくり。

私も思わずハグをしたことを覚えています。

 

 

花束と一緒に渡してくれた手紙には

「いつも優しく丁寧に話を聞いてくれてありがとうございました。

生まれて初めて信頼できる大人の人に出会えました。」

 

 

初担任をした学年生徒。

私自身、右も左もわからず、ただただ耳と心を傾けることに

時間を割きました。

 

 

ついつい話を聞くことに時間をかけすぎて、

遅くまで職場に残ることが多くなり、

先輩先生には、「時間の使い方が下手や」って言われたこともありました。

 

 

でも、生徒の相談をタイムリーに聞くこと以上に

優先すべきことがあるとは思えませんでした。

 

 

そして、そんな時間の費やし方が

間違いではないと感じさせてくれたAさんからのメッセージでした。

 

 

20数年前の私は、コーチングという言葉すら知りませんでした。

学校カウンセラーに教えていただいた方法を使って

「傾聴力」でひたすら対話をしていました。

 

 

それから20年近く経ってからコーチングを学び、

あの頃すでにコーチングの技法を使って  

セッションをしていたことに気がつきました。

 

 

長時間かけて、生徒との信頼関係を作った結果

本音を聞き出すことに辿り着いた当時でしたが、

そこにコーチングの技法を使えば、

もっとスムーズに、的確に導くことができたとのではないかと

振り返っています。

 

 

 

  教育相談→個別セッション

 

 

Aさんとの関係性を作るきっかけになった教育相談。

10分程度で色々なことを網羅して生徒の心配事を探ります。

これはとても大切な時間だとは思っていますが、

生徒理解という点では最善ではないとも思います。

 

 

たくさんの生徒に決まった期間で面談をするには、

今まで通りの方法で教育相談をすることがベストだと思います。

大切なのはその後。

 

 

教育相談で問題点をあぶり出した後、

必要な生徒には別日に個別に話をする時間を設ける。

 

 

思春期な中学生、素直になれない、

繊細で難しい年代です。

 

 

それでも、変わりたい、よくなりたい

本当の自分を発見したいという欲求を持っています。

 

 

コーチングの技法を使ってセッションをすれば、

生徒自身の内観によって不安や問題点、

自分自身の本音に気づくことができます。

人に言われても素直になれないティーンエイジャーですが、

まだまだ柔軟な年齢。

なので、自分で気づいて、

自分の意思で修正しようと思えば、簡単に変わることができます。

 

 

先生と生徒の関係性を作るまでは、

「別日に時間を設定して面談をする」

それがまず難しい…と思われるかもしれませんが、

この技法で生徒を導くことができれば、

生徒との関係は良くなります。

 

 

そんな実績を作れば、生徒たちは先生を信頼し、

「少しくらい時間を割こうかな」と思ってくれるはずです。

生徒の些細な問題を見逃さずに対応する方が

後々生徒にとっても先生にとっても

最善の方法であることは間違いありません。

 

 

 

学校現場を離れた今、

私にできることはコーチングの技法を学校現場に広めて、

先生が自分の仕事に誇りを持って仕事ができる教育現場に、

生徒・保護者・教職員にとって居心地の良い

教育環境にすることが私の使命だと思っています。

 

 

生徒や保護者のメンタルを保つことは、

先生のメンタルを保つことにもつながります。

忙しい学校現場だからこそ、

最速で一件落着できる技法を身につけてください。

 

 

 

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