コーチングを広めたい理由 その3 堂々巡りを解消する | 可能性を無限に引き出し期待を超えるゴールに導く先生と親子に寄り添う 葵桜®Bloom with

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可能性を無限に引き出し期待を超えるゴールに導く先生になる秘訣をお伝えします。

 

 堂々巡りを解消する

 

 

ご訪問ありがとうございます。

可能性を無限に引き出し

期待を超えるゴールに導く先生と

親子に寄り添う 

Bloom with かずみです

 

 

  現役時代に習得していれば…と思う理由

 

 

先日、指導者対象スチューデントサポート研修会を

夏に開講することをお伝えしました。

 

 

これは、私自身が教員退職後に学んだ

コーチングのツールを使ったコミュニケーション方法です。

 

 

教員22年、学校司書6年でたくさんの生徒や保護者、教職員の

お悩みを聞いてきました。

 

 

今回は、その中でも、もっとも印象に残っている

もっとも時間を割いた事例をご紹介します。

 

 

私は担任業が大好きで、採用されて以来、

子育て中でも、必ず担任をさせていただいていました。

子育てしている女性教員は、

私が勤務してきた学校ではあまり多くなかったこともあり、

必然的に不登校生徒を担任することが多かった様に思います。

 

 

私自身も、教師になろうと決意したきっかけが

不登校生徒を救いたいという思いがからだったので、

学年の不登校担当になることを率先していました。

 

 

自称不登校担当の努力目標として掲げていたのは、

毎週1回は家庭訪問に行くこと。

玄関先で本人の顔を見るだけでもいいし、

本人に会えなくても保護者の方に様子を聞くだけでもいいし、

配布物を届けに行くだけでもいい。

とにかく週1回のルーティーンを作っていました。

 

 

もちろん、行事が重なったり我が子が体調不良だったりで、

毎週完全に行けたわけではないですが、

たまに顔を出すだけでは関係性は作れないという理由と、

期間があくと余計に行きにくくなるという理由で

自分自身の中に努力目標を設定していました。

 

 

今回は、私が担任した不登校生徒のことを事例をご紹介します。

この技法を広めたいと思う要因の一つに、

今でも常に頭に残っているご家庭があります。

 

 

  事例:一年間通い続けて関係性を作った家庭

 

 

とある学校で赴任してすぐ3年生の担任になりました。

そのクラスのAくんは1年生の時に学校の指導方法に

納得がいかず不登校になりました。

私が出会うまで1年半全く学校には行かず、

家から出ることもほとんどないような生活をしていました。

 

 

私は、その事件が起きた時にその学校にいなかったこともあり、

自然と学校と家庭の中立の立場で関わることができました。

 

 

おそらく、それがお母さんにとっては安心材料になって、

たくさんの話を聞かせていただきました。

 

 

自分が決めたルーティーンの週1回家庭訪問。

実際は、4回ほどパスさせていただきましたが、

お正月を除いてほとんど週1回のペースで通いました。

 

 

Aくんと2人でお話したり、

Aくんとお勉強したり、

Aくんと一緒に犬と遊んだり、

という時間もありましたが、

ほとんどは、お母さんとお話をしていました。

 

だいたい1時間半滞在。

 

 

1年生の時の学校の対応について

お母さん自身のお仕事について

お父さんとの関係について

お義母さんとの関係について

家族旅行でのAくんの様子について

Aくんの体調について

Aくんの学習意欲について

Aくんの進路希望についてなどなど。

 

 

Aくんは、精神的にも肉体的にも、

容易に学校に通える体調ではありませんでした。

 

 

なので、Aくんの登校促進を目的とするというよりは、

お母さんの話を聞くための家庭訪問でした。

 

 

1年間、毎週1回、1時間半程度の家庭訪問を繰り返しました。

Aくんは3年間のうち、1年生の数ヶ月しか登校できませんでしたが、

ご家庭と本人の希望もあり3年生を終えて卒業しました。

卒業後も特に進学することもなく家で過ごすことになりました。

私のAくんへのサポートはひとまずそれで終了となりました。

 

 

赴任した当時は、

学校に批判的な思いしか持っておられなかったお母さん。

1年間通い続け、少しずつ心を開いていただきました。

卒業の時には、お母さんから感謝の手紙をいただくほど、

良い関係性を作ることができました。

私自身の1年の苦労が報われた瞬間でした。

 

 

ただ、今から思えば、1年間ほぼ同じ内容の話、

堂々巡りの話を聞き続けるだけの家庭訪問でした。

 

 

当時の私は、私のできることをやり尽くし、

十分貢献できたと思っています。

ただ、常に頭によぎるのは、

「私のような話し相手がいなくなって、

その後お母さんのメンタルは保たれているのだろうか…」

 

 

この時私がコーチングのスキルを身につけていれば、

1年間同じ話を聞き続けるだけではなく、

どこかでお母さんの中で着地点を

見つけることができきたのではないかと感じています。

 

 

毎週お話を聞きながら、

私の中ではAくんが登校できない原因は

一つではないと感じていました。

 

 

1年生の時の学校の対応は

不登校になるきっかけではあったとは思いますが、

それ以外にも登校するための

パワーを満たせない原因がありました。

 

 

ただ、学校の教師という立場では、

「学校が不登校の原因」と言われる主張を

否定するような言葉をかけることは難しく、

ひたすらお話を聞いて、お母さんとの関係性を維持しつつ

お母さんのメンタルを安定することに注力するしかありませんでした。

 

 

長くなりましたが、ここで本題です。

なぜ私がコーチングを広めたいと思ったのか。

 

 

 

  私がコーチングを広めたいと思う理由 その3

 

 

1年間堂々巡りの話を聞くことに終始した家庭訪問。

 

 

もし、その当時私がコーチングの技法を知っていれば、

お母さん自身が不登校の原因が一つではないことに

気づいてもらえたと確信できるからです。

 

 

コーチングは、ワークをして、内観をして、

深掘りして、自分自身で課題を見つけ出します。

 

 

今回のような関係性の場合、

教師から保護者へ一方的にアドバイスをしても、

すんなり受け入れてもらうことは不可能だと思います。

関係性を悪化させて、お母さんからも本人からも

シャッターを下ろされ、

学校への信頼感を失ったまま卒業の時期を迎えることになります。

 

 

ただひたすら話を聞くだけではなく、

コーチングの技法を使って対話し、

お母さん自身に内観してもらう機会を持ってもらうことができたら、

もっと短時間で的確に良い方向へ導くことができたはずです。

 

 

学校現場を離れた今、

私にできることはコーチングの技法を教育現場に広めて、

先生が自分の仕事に誇りを持って仕事ができる教育現場に、

生徒・保護者・教職員にとって居心地の良い教育環境に

することが私の使命だと思っています。

 

 

保護者の方と堂々巡りの対話をして、

不完全な気持ちで保護者対応を締めくくることはありませんか?

 

 

もっとスムーズに的確に導く方法があります。

長時間の家庭訪問の後、爽快な気分で帰路につく技術。

一件落着と思える魔法のコミュニケーション術を身につけたくありませんか?

 

 

 

生徒の未来を支える先生のための

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満を持して開講です!

 

 

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