型にはめる | 「幸せの花を咲かせるBlog」ブルームダイニングサービス創業者 加藤弘康

「幸せの花を咲かせるBlog」ブルームダイニングサービス創業者 加藤弘康

経営観、人財育成、仕事とは?、人はどうあるべきか?、日々の気付きなどなど、経営の第一線で戦う社長の独り言。
主に社員さんへ語りかけています。
リアルを出来る限り赤裸々に。
真っ直ぐな僕の想いに触れてください!

型にはめる生き方はシンドイ。


右利きを左利きに変えるくらいシンドイ。




しかし何事も原理原則があると僕は思う。


天才ならそんなこと考えなくても感性で突き進めばいいけど、大抵の人はそううまくはいかない。


スポーツにも基本がある。


ゴルフも自己流で初めても飛距離が出ない。

狙ったところに飛ばない。


ダフる。

曲がる。



まぁ、僕はあんまりゴルフは得意ではないので多くは語れませんが…笑



サーフィンも同じ。

まぁ、教えるほど上手くはないけれど…笑



サッカーも野球も、あらゆるスポーツに言えることではないかと思う。



仕事も同じだと思う。



前例の無いことへのチャレンジなら型が無いので自らが開拓者となり突き進まなくてはいけないけれど、


大体のことは歴史や先輩方から学ぶことが出来る。


経営も同じだと思う。


必ず原理原則がある。




僕は創業から今まで型を学び、徹底して型にはめてきた。


時に自己否定をしてでも、型を知り、型に従ってきた。


当然苦しい日々が続いた。



そして今、感じることはやはり型が大事だということ。


徹底的に型にはめてこそ、基本が身に付き、そしてやっとオリジナリティーが追求できるようになる。


若いうちから、自分に合った仕事とか、自分らしくとか言うけど、

若いうちこそ基礎を体に染み付けなさいと僕は言いたい。



らしさは時に自分勝手のワガママと同義語に感じる時がある。


それは違う。



本来のらしさは自分以外の人のためにある。


身勝手のワガママがらしさではない。



それはフリーターの頃僕がそう勘違いしていたから。


自由に海に行って、お金を貯めて海外に行って、、、

お金が尽きたら帰国して、また働いて。


すべてを自分でやっていると錯覚を起こしていた時期がある。



実家暮らしで親の脛をかじっていたにも関わらず。。


金が無くなっても、守ってくれる人がいる。

飯が食えないこともない。



これは自立したらしさだろうか。



勿論、そんな経験があったからこそ今の僕がいるのは確かだけど、


型にはめ込んで、型を知って、その中で自分を表現しようともがいた10年は本当に必要な10年だったと思う。


サービスを追求したいとか、料理を追求したいとか、マネジメントを学びたいとか、リーダーシップを学びたいとか、


同じ飲食でも目指すべきものは人それぞれ。


しかし、それぞれに押さえるべき型はある。


右利きを左利きに変えるくらいもがくことが後々の自分らしさの近道。


僕は堅い性格かも知れないけど、堅くいかなきゃ誰にも何も教えられない。


応用は楽しい。


基本はつまらん。



でも基本が出来ない人に絶対に応用は出来ない。

もっと言うなら活躍は出来ない。



こうなりたい!と夢があるなら徹底して基本を体得しよう。


それが夢に近付く第一歩。


若いうちは型にはめまくれ。



新しい何かを始める時も同じこと。



基本はつまらん。


でもつまらん先に感動があることを忘れてはいけない。