人事で毎度思うことは、人事異動に対し事実を受け入れ前向きに受け止める人と、そうでない人がいる。
確かに、ポジティブな人事であれば嬉しいし、ネガティブな人事であれば気持ちを瞬時に切り替えるのは難しいかも知れない。
しかし、これまでの結果と真摯に向き合えば理解できるはず。
何度も繰り返し伝えていることだが、役職は役割を果たす立場。
僕たちは理念やビジョンに向かって真っしぐらに突き進まなければいけない。
それに向かっていくために組織が形成され、その中でそれぞれに役割という仕事が割り充てられる。
つまり、一人ひとりが役割を果たしてこそ理念やビジョンをカタチに出来るということ。
ディズニーランドも、パレードで踊る人もいれば、ゴミ集めや拾いの人もいて、駐車場整理やチケットもぎりの人もいる。
案内する人やアトラクション担当の人、裏方で事務作業する人や、リーダーとしてまとめる人もいる。
もっともっと数え切れない位の役割を担っている人たちがいて、
一人ひとりのお客様が感動するディズニーランドの運営が出来ている。
働くスタッフみんなが、ディズニーが大好きで、みんながハピネスという想いに向かって真っしぐらにいる。
きっと笑顔の足りないスタッフが居たら、注意されるだろうし、それでも出来なければその担当は外されるだろう。
ディズニーとして、その担当として、こうありたいという想いがカタチに出来ていなければ出来る人がやった方が良い。
昔、大先輩にこんな話を聞いたことがある。
組織・役割・自分があったとしたら、組織の為に役割をどう担うか考えないと何事もうまくいかない。
自分の得や利益などばかりを追って、組織や役割を後回しにする人は、結果自分が損をすることとなる、と。
やはり損得抜きにして、求められていることを徹底的にやり抜き、与えること、それを最優先出来る人が、自分に豊かさをもたらすもの。
自分が自分がではなく、まずは理念やビジョンに共感、共鳴し、徹底的に役割を担いカタチにすることが、
自分の役割を広げ、やりがいや充実感を得ていくこと。
理念をカタチにするために、自らの役割を全うすることの大切さを忘れずやり切ることが何より大切ですね。
本当に過渡期だなぁと痛切に感じる今日この頃。。