先日うちのある店舗での話です。
(該当店舗スタッフには直接伝えましたが、全店スタッフとも共有したい大切なことですので、気を悪くしないでくださいね。)
飲食店の基本はどこまでいってもQSCの徹底です。
つまり基本を大切にすること、すなわち当たり前のことを当たり前にやることです。
美味しい料理を納得価格で召し上がって頂くこと、快適で清潔感のある店内を維持すること、気の利いた温かなサービスを提供し続けることなどが、僕にとっての飲食店における当たり前。
それが少しずつですが、薄らいできている気がします。
至らなさやミスや不完全さをノリでカバーしてみたり、明らかに準備不足だったり、段取りが悪かったり、知識不足だったり、一部のお客様だけの満足だったりと挙げればキリがない位中途半端な場面に遭遇します。
それって、一部のお客様には気に入って貰えるかもしれないけど、大半のお客様の不満足を引き上げているのではないかと思います。
感動は当たり前の徹底の先にしかあり得ません。
小手先の感動は一部のお客様のみ。
大切なことはお客様は減点法だと言う認識を忘れないこと。
美味しくて当たり前。
店内は綺麗で当たり前。
気持ち良いサービスを受けて当たり前。
スタッフが元気で笑顔で当たり前。
価格に納得できて当たり前。
などです。
これらをクリアできてプラスマイナスゼロ。
ここを超えた時に感動があるのだと思う。
先日のうちのある店舗では、笑顔•元気•前向きさ•気遣いなどなどうちらしさの欠片もない場面に遭遇してしまいました。
僕が一番問題だと感じたのは、僕が口を開くまでその現状のままだったと言うこと。
挨拶•笑顔•前向きさは上記のことよりも更に基本中の基本ではないか?
スキルとかそういう問題では無いのだから。
お客様からお金を頂く以上、うちの理念や考え方に共感し、ここで頑張ろうと思い、行動するのが最低限のスタートです。
今まで先輩達が築き上げてきた伝統や歴史を大切に守り、育てながら前進していきたい。
挨拶ができなければ現場に立たせない。
笑顔で元気に働けないなら帰らせる。
それ位のシビアさを持つことが、真のお客様への愛情であり、強いチームを作る根っこではないかと思う。
結果を創り出すことは、どこまで行っても当たり前の徹底でしかありません。
一流を目指しましょう。
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