攻城日:2019年12月28日
廃?別荘の先で道は左手(西)へ折れ、少し先で右手(北)へと折れているのですが、左手へと折れた先で左側が登れるようになっているので、道を外れて登ってくださいww
根古屋館は、栃木県佐野市にある館跡デス♪
今回はその続きで、根古屋に当たる館跡をアップします♪
小野城は要谷山の山頂を目指せば良いのですが、根古屋の方は森林の中にあり場所の特定が困難で、且つ遺構自体は至ってシンプルですので、今回の記事の大半はアクセス方法になりますww
↑要谷山(小野城)を西側麓より↑
下山後、一旦管理棟まで戻り、もう一度北へと伸びる未舗装道を進みます。
↑給水タンク?か何か↑
直登した斜面を通過し、要谷山を右手に見ながら道なりに進むと、右手に給水タンク?が現れます。
更に北上すると、右手に人が住んでなさそうな廃?別荘(現役だったらゴメンなさいww)があります。
ちなみに、廃?別荘の辺りには広いスペースがあり、道自体も未舗装ながら車の通行は可能そうな道でしたが、ワタシが行った時は管理棟の先で通行止めになってました。
まぁワタシは例によって突入しましたが、ヤブしか写ってないので写真は割愛しますww
土塁で囲まれた区画の更に先に進むと、土壇があり、その上には祠が祀られていました。
↑一応、平らにはなってますが...↑
登った先(といってもほんの数メートル)は、こんな感じで一見削平されているようにも見えますが...
周囲は完全に自然地形で未加工ですので、城域ではないと思われます。
↑池?↑
ちなみに、左手にはこんな池?があります。
この池?が発見出来たら、目的地は目の前デス♪
↑堀切②↑
さて、削平地もどきの先(西側)には、堀切があります。
写真のウデがヘッポコなのでイマイチ伝わりませんが、結構ちゃんとした堀切ですよ (。・ω・)b
この堀切から先が城域ですね (●ↀωↀ●)✧
土塁はせいぜい1m程度で、だいぶ低くなってしまっています。
また、土塁の外側は比較的ヤブが少ないのですが、内部は結構なヤブです (´-ω-`)
12月末でそんな状態なので、冬以外に内部へ突入するのは厳しいでしょう。
↑その先にある祠↑
その先は民家があるので、そちら側からも登って来れるものと思われます。
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根古屋館に関する伝承などは残っていないようですが、詰め城(戦闘時の拠点)である小野城の根古屋(非戦闘時の拠点)であったと思われます。
根古屋館という名称自体本来おかしくて、小野館とか飛駒館が適切かと思うのですが、名称も特に記録が無く、佐野市のホームページが根古屋館としているので、とりあえず右に習えしときますww
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館跡は、半島状に付き出た台地上に築かれた単郭の居館跡で、見るヒトが見れば居館跡なのは一目瞭然かと思います。
が、遺構の規模的にも立地的にも完全にマニア向けの物件で、"小野城に行った際には是非こちらも"と誰にでもおススメ出来るようなトコではありません。
写真を見て何かを感じてしまう重度のビョーキの方のみ、訪問してみてくださいww
〔基本データ〕
読み方:ねごや やかた
住所:栃木県佐野市飛駒町
標高:242m
駐車場からの比高:33m
築城者(築城年):小野 高吉?(1572~1580年頃?)
主な城主:小野 高吉?/小曾根 筑前?
駐車場:根古屋森林公園駐車場
目標物:根古屋森林公園管理棟の真北300mくらいのトコにある池ww
遺構:郭/土塁/堀切
城跡に関する表示物:無し
史跡指定:無し
見学時間の目安:小野城とセットで90分くらい
〔主観的評価(最大★★★★★)〕
疲労度:★☆(館のみ)
ヤブ:★★★(冬場以外はおススメ出来ません)
遺構:★★(以外としっかり残ってマス)
歩行距離:4.2km(小野城との合算)