ディズニー映画「ズートピア」観てきた。
ジェンダーについての話かと思ってた。
実際は差別についての話だったよ。
ジュディの両親がなぁ…善良な人達(兎達?)なんだけど
差別意識丸出しなんだよなぁ…それに独特の田舎根性も。
そんな両親の元で育ったジュディにも、隠れた差別意識が。
差別に苦しんできた筈なのに、自分も差別してたって事に気付く。
深いねぇ。
夢の大都会「ズートピア」の描写が楽しい。
キリン向けのジューススタンド、カバたちの通勤路、ネズミ用電車扉。
ジュディがテンション上がっちゃうのも分かるわー。
「田園と都会」についての映画でもあるよなー。
後に「ただの理想郷ではない」と気付く所も含めて。
でも、高度な文明が発達した世界なんだよな。
「脱・文明」を目指すニューエイジみたいな連中まで居たのは皮肉ww
作品を貫くテーマは「人(動物)は見かけのイメージによらない」ってことか。
そういう意味じゃ、警察受付のクロウハウザーはそれを体現するキャラかも。
チーターだけど、メタボで獰猛さのカケラも無いナード系。
肉食獣のステロタイプを覆すキャラ設定。
ドーナツ好きってのは、アメリカ映画の警官っぽいけどね。
パロディもいろいろあったなぁ、iPodのリストとか。
教官に罵られながら特訓する警察学校は『フルメタル・ジャケット』
ツンドラ・タウンのマフィアは『ゴッドファーザー』っぽい。
他にも『ブレイキング・バッド』や『スター・ウォーズ』などいろいろあるらしい。
パロディというか、地下鉄のアクションシーンでトンネル内の信号を避けるトコなんか
「列車アクションあるある」だよなぁ。既視感を感じる。
吹替え版を観たけど、字幕版はあまり上映してないのかな?
まぁタレント吹替えもあまり気にならなかったけど。
テーマソングも吹替えになるのだけがちょっと残念だったけど
ちゃんとシャキーラ版も聴けたから良かった!
「詐欺師って呼んで!」