不景気だから、デフレが続いていると思っていたのですが、
モノが余っているから、デフレになっているのが真実のようです。
だから日銀がどれだけ頑張って金融緩和を続けても、
あるいは株高になっても、インフレにはならないのです。
そして、インフレにならない限り賃金は上がらない為、高景気にはならないのです。
平和な時代が続く限り、モノ余りは解消されることはありません。
日本の各企業はもとより、世界の新興国がどんどんモノを生産しています。
これからも、ますますモノ余りに拍車がかかります。
ですから、どんなに良いモノであっても、
あるいはどんなに安くても、
必要とされないモノであれば、購買には結び付きません。
〈モノ不足〉が、高景気になる為のキーワードだったんですね。
そのことを踏まえて、これからのことを考えていく必要がありそうです。
又、〈モノ余り〉に加えて、実は〈人余り〉も進行しています。
マスコミでは、盛んに人手不足であると報道していますが、
ある一面そういったこともあるのでしょうが、
実は人手不足よりも、AIの進化によって、〈人余り〉の方がもっと深刻です。
人類が、これまで全く経験して来なかった〈モノ余り〉と〈人余り〉の局面。
さて、どうやって乗りきってゆきましょうか?
あなたなら、どうしますか?
飽食の時代に、人々にどうやって〈飢餓感〉を植え付けてゆけばよいのでしょう?
飢餓、欠乏、不足に人々の目がいけば、消費は旺盛になるはずなのですがね!
お金がいっぱいある人は、それほどお金に対して目は行きません。
ない人は、いつもお金があれば?と考えています。
友達がいっぱいいる人は、更に友達を増やそうとは思いません。
友達がいない人は、友達がいればいいな?と思っています。
人というものは、99の満足があっても、
1の不足があれば、その不足を拡大して考えるものです。
今この時代に、不足しているものは何でしょう?
どうやら、そこに局面打開のヒントがありそうですね。
かつて1970年代に、サンリオは子供たちに飢餓感を植え付けることに成功しました。
今日お店で買わなければ、明日には売れてしまってなくなっている!と。
そんな手はもはや通用しない時代ですが、
それでも、きっと何か手だてはあるはずです。
もう終わり!!と思った時は、まだ終わりではないってことですからね。
ドシャ降りの雨が降っていて、どうしても外出しなければならない用件があった場合、
お財布の中にはたんまりとお金が入っていたとしても、
もしも傘を一本も持っていなかったら?
そんな時は「傘がない!」と、井上陽水さんの歌のようになることでしょう。
今の世の中は、〈ない!〉という意識が、お金に向いてしまっています。
それを、どうやって〈モノ〉に向かわせたらいいのでしょう?
あなたなら、どんな一手を思いつきますか?