その日の朝。
マカ君が、ポットからお湯を出そうとボタンを押した。
一瞬くぐもった音がした(断末魔のような声〈音〉だった)。
そして、お湯が出なくなった。
あらゆる手を尽くしてはみたが、駄目だった。
お湯はただの一滴も出なくなっていた。
何の前触れもなく、予兆もなく、そしてもちろん事前の申告もなく。
前日までは何の問題もなく、マカ君のために健気に働いてくれていたポットだったのだが....(嗚呼!)。
マカ君は、何故か?ということを考えてみた。
そうしたら、あることに気づいたのだ。
それはこの数週間、マカ君の波動数がかなり上がっていたということに。
今のマカ君は、かなり高波動になっている。
だから、いろんなものを引き寄せ始めている。
シンクロニシティーだって、ほぼ毎日のようにある。
マカ君が高波動になったことにより、今の次元の世界の中では、彼の魂は収まりきれなくなったのかもしれない。
つまり、マカ君がアセンション(次元上昇)したのだ。
そしてその刹那、ポットを破壊したのだ!!
マカ君は、そう結論づけた。
10日ぐらい前のことだった。
一本の電話があった。
B社からだった。
カタログを送らせてほしい、という電話だった。
マカ君は「あまり、買うものはないかもしれないけれど、いいですよ」と、返事をしておいた。
マカ君は、いつも事務用品類をA社から買っている。
何故なら、A社が一番安いという思い込み(観念)があったからだった。
実際、その通りであった(過去にB社とも取り引きがあったが、A社よりも10~20%ほど高かったのだ)。
だが、その観念は手放さないといけないだろう。
ポットに限ってみると、B社から送られてきたカタログに載っている品の方がはるかに安かったのだ(しかも、パナソニック製で)。
こんなことってあるんだな!!って、マカ君は思う。
こんなことは、ざらにあるんだよ。
それは、マカ君が次元上昇したからなんだ。
これからだって、もっともっとあるよ。
だからね、希望する未来を思いっ切りイメージするといいよ。
イメージできた世界は、必ずそこにあるんだもの。
ps
実は、ポットがパッカーンとデストロイした理由は、もうひとつあるということに、マカ君は後から気づいた。
むしろ、こちらの方が大きなことかもしれないぞって!!
それは、マカ君がすぐさま新しいポットを購入したことだ。
それにより、マカ君はポットを買えるだけのお金がある、と思考したのだ。
つまり、ポットを買うに充分のお金がある、と。
潜在意識は、きっとマカ君に気づかせたかったんだ。
「君には、お金があるよ」って!!
お金があるっていう思考回路が出来れば、お金があるという更なる現実を引き寄せるということを、きっと伝えたかったんだね。