ある日の朝。
ゴミ出しの為に少し早起きした僕は、帰ってくると玄関前の草取りをし、そのあとリビングに戻りテレビのモーニングショーを観た。
その番組の中で、滝沢カレンさんが「あたし、過去の記憶がないんです。いつも考えていることは、未来のことばかりだから....」と、云っていた。
これ、ものすごい慧眼です。
実は、僕も近頃そうしています。
ある程度年齢を重ねてくると、人は往々にして過去の出来事を振り返ったりするものです。
僕も最近までは、そうでした。
でも今は、過去のこと(良いことであれ、悪いことであれ)を、ほとんど考えることがなくなりました。
極言すると、今現在のこともあまり考えないようにしています。
今、目の前で起こっている現実は、もちろんちゃんと把握してはいますが、心の中の眼はいつも、これから起こる未来の出来事について考えています。
未来のことを考えていると、年齢を感じなくなります。
年だから、なんてちっとも考えなくなります。
未来は、果てしなく拡がっているのです。
(行けども、行けども、大地がどこまでも続くシベリアよりももっと)
未来のことを考えることは、旅行の計画を立てる時の楽しさにも似ています。
これからどんなワクワクが待っているのだろう?と、期待に胸を膨らませてしまうのです。
生命体としての寿命は限られてはいますが、僕らの未来は、その先も永遠に続いているのですから。
過去のことで悩んでいる暇はありません。
未来のことを考えるのに忙しすぎて。