先週木曜日の東スポ連載は焼きおにぎりと冷凍たこ焼きの比較でした。

コンビニのたこ焼きの味を比べながら「特別にいい物は独断で作るもの」だとつくづく感じたのでそのお話をします。

いや、今回食べたコンビニ商品も美味しくいただけるのですよ!

でも今日のお話は制約の多いコンビニ商品のお話ではなく、たこ焼きを食べてふと思った「制約の多い中ここまで作るのは会議とか大変なんだろうな~」から発していろいろ思った内容です。

独断で作ると言うのは個人が個人の美学というか情熱で、最高にいい物をつくろうと考えて作るということです。

個人の美学というと大層なお話ですが、料理について言えば「この料理はここが最高においしいのよ~食べてみ!」という確信がないとおいしい料理は作れないのですよ!ここ重要。

その確信を得るには経験が重要な訳です。

経験が浅いと「最高」と考えるレベルが低くなってしまい、自信を持って世に出した物も世間の人には「まあまあかな?」とか「普通」とか言われてしまいます。

世間は怖いですね。

かといってみんなの意見を聞いて作るとみんなが知っている、一般的な物しかできないということが起こります。

人は知っていることしか答えられないので、答えを求められると知っている物の話をします。

それを聞いて取り入れていると何処かで見た普通の物になるのは当然です。

なんだかややこしくなりましたが、これらの状況を打破できるのは「経験値の高い変わり者の偏屈な人」なのです。

経験値が妙に高いので理想が高く、一緒に働くと大変なのですが美味しい物を作る人。

変わり者で偏屈なので世間の人の意見に惑わされず自分の信じた道を突き進み、未体験の美味しさに到達する人。

そんな人が作った物がいい物なんだろーなーと思う訳です。

ま~ある程度の調整力がないと社会人としては失格なので超変人でも困る訳ですが、食べるならちょっと変な人の料理が食べたいと言う結論です。

コンビニたこ焼き


コンビニのたこ焼きとどう繋がるか不明な気もしますが、さわけん的思考だとこうなったのでお許しください。

キッチンまわり評論家/科学する料理研究家 さわけん