再び土地価格が高騰し始めた東京。 

辻本拓海(綾野剛)はハリソン山中(豊川悦司)と名乗る大物不動産詐欺師グループのリーダーと出会い、「情報屋」の竹下(北村一輝)、なりすまし犯をキャスティングする「手配師」の麗子(小池栄子)、「法律屋」の後藤(ピエール瀧)らとともに、拓海は「交渉役」として不動産詐欺を働いていた。 

次のターゲットは過去最大の100億円不動産。地主、土地開発に焦りを見せる大手デベロッパーとの狡猾な駆け引きが繰り広げられる中、警察が地面師たちの背後に迫る。 

次々と明らかになる拓海の過去とハリソンの非道な手口。前代未聞の綱渡りの不正取引、迫りくる捜査......果たして100億円詐欺は成功するのか? 

実在の地面師事件に着想を得た新庄耕の小説『地面師たち』をドラマ化。 









「地面師」とは、土地建物の所有者になりすまし、不動産屋に高値で土地建物を売り、土地建物代金を騙し取る不動産詐欺である。 

ターゲットとする不動産と不動産屋の選定、土地建物所有者のなりすまし候補者の選考、取り引きに必要な書類の偽造、不動産屋を取り引きに持ち込む駆け引きを、実際の事件に基づきリアリティを緻密に積み重ねて描きつつ、予想外の事態に対応しつつ取り引きを成功に持ち込むコンゲームのスリリングなサスペンス、悪党たちのせめぎ合いの群像劇、ハリソン山中との因縁が次第に明らかになる辻本拓海の過去と苦悩、容赦ないバイオレンスが満載で韓国ドラマに匹敵するサスペンスノワールドラマ。

Netflixで配信中。