弁護士の兄ジェワン(ソル・ギョング)と小児科医の弟ジェギュ(チャン・ドンゴン)。
ジュワンは道徳よりも物質的な利益を優先し、年下の2人目の妻ジス(クローディア・キム)、10代の娘らと豪華なマンションに暮らしている。
一方、常に道徳的で良心的が信条の弟のジェギュは年長の妻ユンギョン(キム・ヒエ)と10代の息子と暮らし、痴呆気味になった母の介護にも献身的だ。
兄弟でありながら正反対な信念を持つ2人は、それぞれの妻とともに4人で月に一回高級レストランの個室でディナーをともにしている。
あるディナーの夜、母の介護について話し合っている中、ジェワンの娘のヘヨン(ホン・イェジ)とジェキュの息子シホ(キム・ジョンチョル)は遊びに出かけ事件が発生した。
ホームレス暴行事件により、4人は家族に関するある秘密に直面することとなる。
オランダの小説家、ヘルマン・コッホの『冷たい晩餐』の4回目の映画化作品である。
兄ジェワンを「オアシス」のソル・ギョング、弟ジェギュを約5年ぶりの映画出演となるチャン・ドンゴンがそれぞれ演じ、ドラマ「夫婦の世界」のキム・ヒエ、「アベンジャーズ エイジオブウルトロン」のクローディア・キムらが顔をそろえる。
「八月のクリスマス」「危険な関係」などで知られる韓国の名匠ホ・ジノ監督が、1つの事件をきっかけに、ある兄弟とその家族が崩壊していく様を描いたサスペンス。
2023年にトロント国際映画祭で初上映され、2024年に一般公開された。監督はホ・ジノ。クローディア・キムは百想芸術大賞の助演女優賞(映画部門)を受賞した。
ジェワンとジェキュ兄弟の仲は最悪でそれぞれの奥さん同士も嫉妬し合っているけど、ホームレス暴行事件に自分たちの子供が関わっていることを知り、子供に自首させるのか子供を守るのか兄弟そしてそれぞれの夫婦が対立し道徳を見失い泥沼にハマっていく中でむき出しになる親や子供のエゴやモラルの無さや身近な子供の本性が見えない向き合えない愚かさが、何気ない日常生活や会食シーンの中で丁寧に描かれていて、果たして親は子供とちゃんと向き合っているのか考えさせられるし、韓国の名優チャン・ドンゴンやソル・ギョングやクローディア・キムやキム・ヒエや子役のナチュラルな緻密な演技が見応えあって、終盤の地獄のような展開とオチがズシンとくるサスペンス映画。
U-NEXTなどで、配信中。




























