物語の主人公は小さな街で「カモメ古書店」を営む2⼈の男・カモ(窪塚洋介)とトラ(亀梨和也)で、過去に暗い傷を背負う彼らの元には、ニーチェの著書『善悪の彼岸』を手に復讐依頼者がやってくる。
犯罪被害者であるカモとトラは、犯罪を犯しながら罪を逃れた鬼畜を復讐依頼者に代わって処刑している「復讐屋」。
同じく犯罪被害者から復讐依頼を受けて、復讐を代行する「東京朝食会」の東京支部長の榎加世子(馬場ふみか)と復讐屋の対立、「朝食会」内部の権力闘争、加世子や加世子の腹心の鶴巻(溝端淳平)やサイコパスの園田(森崎ウィン)の過去が描かれつつ、復讐屋の園田への復讐が描かれるシーズン2。
キャストでは前作に続きカモ役に窪塚洋介、トラ役に亀梨和也。また、前作からの続投キャストとして南沙良、森崎ウィン、馬場ふみか、溝端淳平、杉本哲太の5人が集結し、監督として引き続き白石晃士がメガホンをとった。



























復讐屋と朝食会の対立、加世子や加世子の腹心の鶴巻(溝端淳平)やサイコパスの園田(森崎ウィン)の過去が描かれつつ、カモとトラの復讐屋による園田への復讐が描かれ、カモとトラだけでなく東京朝食会支部長の榎加世子たちの内面描写がより深くなって、復讐心を抱えて生きる人間の骨太なヒューマンドラマが加わってより見応えあるシーズン2。
あのちゃん演じる殺人鬼たちと朝食会のバトルなど、ぜひシーズン3で観たい。
DMM TVで、配信中。



















「カモ」こと鴨ノ目武(窪塚洋介)と「トラ」こと島田虎信(亀梨和也)が営む「カモメ古書店」。
そこは一見すると何の変哲もない、小さな街の寂れた古書店だが、実はカモとトラは、凶悪な犯罪に巻き込まれた被害者や遺族の依頼を受け、法の裁きから逃れた加害者を成敗する「復讐屋」だった。
カモとトラは、舞い込んでくる依頼を次々とこなしていくが、家族を殺された奈々子(南沙良)が居候になり復讐屋の手伝いをしながら犯人を探す。
渡邊ダイスケの漫画「善悪の屑」とその続編「外道の歌」を、動画配信サービス「DMM TV」のオリジナルドラマとして実写化。
法で裁かれない悪人に制裁を下す「復讐屋」コンビ、カモとトラを主人公に描くクライムサスペンスで、窪塚洋介と亀梨和也が主演を務めた。



















クールで冷酷な鴨ノ目武こと「カモ」と腕っぷしが強く熱い島田虎信こと「トラ」とSNSやハイテクに強い奈々子が、犯罪被害者からの依頼を受けて「芸能界デビューを狙う配信者を騙して暴行する警察官僚のドラ息子」「家族をマインドコントロールして支配して虐待し娘を殺害したサイコパス夫」など法の網の目を掻い潜り罪を逃れた「外道」に被害者が受けた被害を加害者に与えて制裁を加えるリベンジサスペンスノワールの前半部分は、上級国民やサイコパスがのさばるニュースを見て怒り心頭に発する視聴者の溜飲を下げる痛快感や「カモ」と「トラ」と奈々子の性格が違う者達のチームクライムサスペンスや擬似家族的な絆や「復讐屋」に復讐を依頼する犯罪被害者や被害者家族のやるせない苦しみが描かれていて面白かった。
ただ「復讐屋」vs「ブレックファースト・クラブ」や奈々子の家族を殺した犯人との抗争が、中途半端に終わったのは残念だけど、窪塚洋介と亀梨和也と南沙良の好演が見応えあるクライムサスペンスノワールドラマ。
「復讐は被害者の正当な権利です」
DMM TVで、配信中。




















有能だが不器用な会社員のリンダ(レイチェル・マクアダムス)は、長年前社長と約束していた昇進をリンダではなく別の社員を昇進させたり公然とリンダをバカにするなど日々パワハラを繰り返す新社長ブラッドリー(ディラン・オブライエン)のもとで、息の詰まるような毎日を送っていた。
ある日、重要な会社の合併を目的にした海外出張に行くリンダたちを乗せた飛行機が墜落し、目を覚ますと見渡す限りの孤島にいた。
生き残ったのは、ブラッドリーとリンダの2人だけ。
怪我で身動きの取れないブラッドリーに対し、リンダは持ち前のサバイバルスキルを発揮して食糧や水の調達など状況の立て直しを図り、次第に2人の力関係は逆転していく。
それでもなお、リンダのサバイバル技術を「おままごと」とせせら嗤い傲慢な態度をとり続けるブラッドリーに対し、リンダの中に抑え込まれていた怒りと復讐心が、次第に膨れ上がっていく。
堪忍袋の尾が切れたリンダは、わざと怪我しているブラッドリーを放置したり、船を目撃してもわざと見逃したりなどして、自分のサバイバル能力を認めさせようとする。
だが、見下しているリンダに頼ることに我慢出来ないブラッドリーは、従うフリをしてリンダを騙し討ちしようとする。
さらに、ブラッドリーの婚約者ズーリが、ブラッドリーとリンダを探しに来てしまったことで、事態はより残酷になっていく。
リンダを演じるのは「アバウト・タイム 愛おしい時間について」「スポットライト 世紀のスクープ」のレイチェル・マクアダムス。リンダを追い詰めるパワハラ上司ブラッドリー役を、「メイズ・ランナー」シリーズのディラン・オブライエンが務める。音楽は、「スパイダーマン」シリーズなどサム・ライミ作品の常連ダニー・エルフマン。「死霊のはらわた」「スパイダーマン」「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督が、逃げ場のない無人島という極限状態の中で、人間の狂気と復讐心をあぶり出すサバイバルスリラーコメディ。



















有能だが、空回りしがちなサバイバル番組「サバイバー」から学んだサバイバル技術が得意なリンダと傲慢だが極限状況に弱いパワハラ社長ブラッドリーの孤島を舞台にした主導権と生存を掛けたマウント&サバイバルバトルが、水や食糧何より主導権をめぐる駆け引きと騙し合い、クライマックスに明かされる真実、イノシシを血まみれになって狩るシーンや少しずつむき出しになるサイコな猟奇性を含めたリンダを振り切った表現で演じるレイチェル・マクアダムスの熱演、サバイバルや極限状況でむき出しになる欲望やエゴをサム・ライミらしいダークなユーモアで描く二転三転する展開がハラハラドキドキするサバイバルスリラーコメディ映画。
ディズニープラスで、配信中。