大学を卒業し、ジャーナリストを目指してニューヨークにやってきたアンディ(アン・ハサウェイ)。
おしゃれに興味のない彼女が向かった先は、全世界の女性が憧れる一流ファンション誌、ランウェイの編集部。
彼女は意外性を買われ、カリスマ編集長、ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のジュニア・アシスタントとして働くことに。
だがそれが地獄の始まりだった。早朝からシニア・アシスタントのエミリー(エミリー・ブラント)に叩き起こされ、ミランダには高度な要求を次々と命令される。
すぐにミランダから失望の言葉を浴びせかけられたアンディは深く傷つくが、ミランダの右腕を務めるファッション・ディレクターのナイジェル(スタンリー・トゥッチ)から自分の甘さを指摘されて意識が変わる。
仕事には気合いが入り、服装もファッショナブルなものを選んで、周囲が驚くほどの大変身を遂げていった。
ミランダの信頼も徐々に勝ち取っていくが、そんな時、ミランダの自宅で彼女が夫と口論している姿を目撃する失敗を犯す。
その制裁として、ミランダはまだ発売前の『ハリー・ポッター』シリーズを手に入れろという無茶な命令を下すが、アンディは、以前パーティーで知り合った有名エッセイストのクリスチャン(サイモン・ベイカー)の助けを得て見事難題をクリアー。
ますます、ミランダから気に入られる。
だが仕事の充実の一方で、私生活は破壊されていった。
友人たちとは距離ができ、ついには同棲していたシェフの恋人ネイト(エイドリアン・グレニアー)と破局。そんな状態でパリ・コレクションへの出張へと出掛けたアンディは、クリスチャンと一夜の関係を持つ。
そして彼から、ミランダのライバルであるジャクリーヌをランウェイの新編集長に就任させる陰謀が進められていたことを聞いてしまう。
だがミランダはそれをすでに知っており、自分の運命を毅然とした態度で受け入れた。
アンディはランウェイを離れ、ネイトと再会して許しを乞う。
そして新しい出版社の面接に行くと、ミランダが編集長にアンディを推薦する言葉をファックスしてくれたことを知るのだった。
ヴォーグ誌の編集長のアシスタントをしていた女性の手記を元にした映画。



























最初はファッションのセンスもゼロで、仕事に対して身が入っていなかったアン・ハサウェイ演じるアンディが、スタンリー・トゥイッチ演じるベテランアシスタント・ナイジェルの手ほどきでファッションセンスも磨かれ、仕事に対して粘り強さを発揮出来るように成長していく展開を、プラダをはじめとするハイクラスなファッションの数々、マドンナなどの音楽、アン・ハサウェイの先輩エミリーをコミカルに演じるエミリー・ブラントや伝説の編集長で無茶ぶりしまくるミランダの複雑な人間性を巧みに表現するメリル・ストリープの演技も印象的で、ファッション業界の熾烈な裏側も学べる傑作映画です。
ディズニープラスで、配信中。





















万博開催に沸き立つ1970年の日本に、万博を消滅させるため2025年の未来からやって来た恐ろしい奇獣が襲いかかる。
でたらめな奇獣に対抗するにはでたらめな力が必要だが、未来の世界は秩序と常識に満ちあふれ、でたらめな力は絶滅寸前に陥っていた。
CBG(地球防衛軍)は万博を守るため、タローマンとともに未来へと向かう。
テレビ版に引き続きロックバンド「サカナクション」の山口一郎が出演し、タローマンマニアという体裁でタローマンと岡本太郎について語る。
テレビ版を手がけた映像作家・藤井亮が監督・脚本を手がけ、自らアニメーションやキャラクターデザイン、背景制作なども担当して独自の世界観を構築した。1970年代の日本と、当時想像されていた未来像としての2025年「昭和100年」の日本を舞台に、夢と希望に満ちた未来の世界で戦うタローマンの活躍を描き出す。
「1970年代に放送された特撮ヒーロー番組」というコンセプトのもと、芸術家・岡本太郎のことばと作品をモチーフに制作され話題を呼んだ2022年の特撮テレビドラマ「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」を映画化。









今回は、大阪で開催された時の「人類は、進歩なんかしていない。文明は、人類の光じゃない」と言う岡本太郎の言葉をヒントに、文明が発達し過ぎて常識人間ばかりになったもうひとつの2025年というディストピアを舞台にでたらめなヒーロー・タローマンの活躍に堅物サイボーグのエランとでたらめなヒーロー・タローマンとCBG(地球防衛軍)の人間たちを対比を絡ませることで、人間の絶望的な状況に立ち向かう逞しい生命力を称えるテーマ性、ますますキレッキレの特撮ヒーローアクションが楽しめるでたらめな特撮ヒーローアクション映画。
「芸術は、呪術だ」
Netflixで、配信中。


















一週間に一回、私は【誰か】の彼女になる 
 彼女代行として日々お金を稼ぐ女子大生と彼女に魅せられた男達の、恋愛のリアルを描くビターラブストーリーシリーズ。
第1巻は主人公の雪を偽の彼女としてレンタルした若きサラリーマン、壮太と雪の歪な恋愛模様を描く。あくまで客と彼らの理想の女を演じる代行彼女...二人の心の距離は果たして近づくのだろうか―― 























母に虐待され、心と身体に癒えない傷が残る雪と不器用だけど優しい普通の青年の壮太、レンタル彼女と客として出会ったふたりの「素顔の自分を理解し愛して欲しい愛して欲しい」気持ちと「相手が望む女の子を演じる方が楽」という諦めの間の間で揺れ動く雪の心情が切なくて、親から愛されて育った壮太の悪気のない言葉で傷つく雪の哀しみや雪のように親から愛されて育っていない女の子のような人間がいることを想像出来ない「普通の人間」の傲慢さを撃つ雪の言葉は、きっとこのマンガを読む人にも刺さるはず。
切ない後味のビターラブストーリー漫画。
ドラマ版は、ディズニープラスで配信中。