規格外のパワーと、不屈の心で地球のみならず宇宙の星々まで守るアベンジャーズ最強ヒーロー、キャロル・ダンバースことキャプテン・マーベル(ブリー・ラーソン)。

ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が指揮する宇宙ステーションS.A.B.E.R.で宇宙からの脅威に備えていたが、巨大なエネルギーの磁波が発生してジャンプポイントという時空連続体の裂け目ワームホールが発生する。

キャプテン・マーベルの“ある過去”を憎み、復讐を誓う謎の敵が現れる。ダー・ペン(ゾウイ・アシュトン)、クリー帝国の最高司令官。

崩壊してしまった惑星ハラを復活させるため、量子バングルを使い、宇宙空間にジャンプポイントを発生させる。

その狙いは、地球をはじめ彼女が守ってきた全てを滅ぼすことだった。

キャプテン・マーベルひとりでは救うことのできない危機が迫るなか、彼女を家族のように慕う敏腕エージェント、モニカ・ランボー(テヨナ・パリス)、そして彼女に憧れるアベンジャーズオタクの高校生ヒーロー、カマラ・カーンことミズ・マーベル(イマン・ヴェラーニ)と、それぞれのパワーを発動すると3人が入れ替わる謎の現象が発生。

独り戦い続けてきたキャプテン・マーベルは、モニカ・ランボー、そしてミズ・マーベルという仲間を得て、チーム・マーベルズを結成する。

足並みのそろわないチームを結成し、新たな“強さ”に目覚めてゆく……。 

アベンジャーズ最強ヒーロー“キャプテン・マーベル”の新たな物語を綴るSFアクション。















今回は、キャプテン・マーベルとモニカ・ランボーとミズ・マーベルと「マーベルズ」というチームを組み、時空連続体に裂け目ジャンプポイントをミズ・マーベルが持っている量子バンドを使って開けて破壊しようとするダー・ペンに立ち向かうという展開が、キャプテン・マーベルとモニカ・ランボーとカマラがキャロルとモニカの溝を埋めチームとして団結するシスターフッドもの、新米ヒーローのミズ・マーベルことカマラ・カーンがキャロルやモニカと行動を共にする中でヒーローとして成長していくヒーロー譚でカマラに渡されたバングルの由来、クリー人を救う為にやったことが大変な悔いを残してしまった過ちを正すキャプテン・マーベルの贖罪を軸に、入れ替わりながら戦う練習をキャロルやモニカやカマラがダブルダッチの練習などしながらタイミングを合わせる特訓シーンやキャロルたちとカマラの家族のユーモラスな会話やキャロルの飼い猫グースのユーモラスな活躍やカマラのキャプテン・マーベルズとの初対面でのオタクならではの挙動不審な言動など、アクションコメディ色が強い楽しい仕上がりだった。

エンドクレジットのおまけ映像では、ヤング・アベンジャーズの結成そしてX-MENとの絡みが予告されているので、MCUをついていくには必見の作品。

ディズニープラスで、配信中。


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