妄想と「ラララライッ」
会社は18時半には出よう。
予定だった研修は参加人数の調整と会議室がとれなかったからリスケしたんだ。
地下鉄のホームで会うか、池袋の駅で会おう。
駅から一緒に帰り道を歩きながら話そう。
おれは、「食事した帰りはこの道を通りながら君の事を考えるんだ」と話すよ。
君はきっと、少し笑顔で病気だね、とでも言うのかな。
そうしているうちに、スーパーに着いて具には何を入れるか
スーパーをぐるぐる回りながら楽しく考えよう。
ビールとグレープフルーツジュースを買おう。
おれが野菜を洗うから、君は野菜を切ってくれ。
その間に鍋に火をつけよう。
「おーいいね、なかなか美味しそうじゃん」と言ってしまうと思うよ。
ところで、お米は炊いた方がいいかな。
お餅を入れるなら、おじやはいらないのかな。よくわからない。
多分、食べきれるかがキーポイントだから、これは別途考えよう。
食べ終わったら、おれはまだ少しビールを飲むから
グレープフルーツジュースでも飲みながら話そう。
テレビがついているだろうから、テレビについてでも話そうか。
仕事の話も少しはしちゃうだろうね。気を許して少し愚痴ってしまうかもしれない。
ゲームが欲しいって話もするかもしれない。
スキーツアーのパンフを見ながら、どこの山に、誰と、いつ、どうやって、いくらで行くか話し合おう。
君の昔の話とかも教えてくれよ。おれの話はもういいから。
ホットカーペットの上は暖かいから冷え性でも大丈夫。
手が冷たかったら、おれの手を握ってくれ。
23時になったら帰る君を自転車で駅まで送るよ。
自転車2人乗りしながら、家でしてた会話の続きをしよう。
暗くならないように、たまに「ラララライッ♪」って言うよ。
笑いながらバイバイだ。
*
そんな風にしたいだけなんだ。
そのどれをとってみても”幸せ”だと感じれると思う。
幸せな時間になるよ。必ず。
だから、来てくれ。
*
暗い時間にはしないよ。
ラララライッ♪って感じでいこう。