彼女のマシンガン、彼女の声について | 彼女が結婚したとしても

彼女のマシンガン、彼女の声について

彼女は真剣におれの元へ行こうか迷ってくれた。
おれは、真剣に彼女との将来を考えた(今だってまだ考えてる)。
結果的に、彼女はおれの元へは来なかったが
今日話しみて、一緒にいて、彼女のおれに対する
気持ちに大きく差がないように感じた。
とても辛いことだけど、「さっき」はとても幸せに感じれた。
結婚は取り返しの出来ないことだけど
彼女を愛している気持ちに変わりはない。


*


今日も彼女はとても可愛かった。
ジャケットのポケットに手を入れて寒いね、
と言いながら僕の顔を見る彼女が、とても愛おしかった。
今日は冬のように寒い日だった上に、陽が落ちた後だったから
なおさら寒かった。
その寒さで気が狂ったわけではなく、いたって正常な状態で
彼女は僕の心にマシンガンをぶっ放した。
彼女のマシンガンは、まさに強烈なものだった。
彼を裏切れなかったという話をして
婚約していなくても僕を選ばなかったかもしれないと言い放った。

ボロボロになった気持ちで残りの仕事を済ませ会社を出た。
酒でも飲みたいな、と思った。
帰りにスーパーで200円引きのシールが貼ってある弁当を買ってきて
ビールで弁当を流し込んだ。
そして、焼酎の2杯目を今飲んでいる。


彼女と電話で話した。
彼女の声はとても僕をほっとさせた。
落ち着く、とはこういうことなんだろうな、と思う。
どんな話をしても、卑屈に受け取ってしまうんだという話をした。
彼女は少し真剣に聞いていて、少し笑っていた。
君と2人で家で普通の時間を過ごしてみたいんだ、という話をした。
そうできれば、とても幸せだと思うんだ、と話した。
彼女は少し笑顔で「うん」と言った。
そして、家で鍋パーティをすることについて話したり
12月8日デートしようということについて話した。


* *


君が眠る前にキスをしよう。
眠った後、しばらく君を見ていたいんだ。
それは考えるだけでとても幸せなことだろうと思うよ。
君を見ながら、僕は静かに眠りに就くんだ。
朝になったらもう一度キスをしてもいいかな。
その日が休みならベッドでごろごろしながら話したりしたいな。
そのどれをとっても最高に幸せだよ。


* *


土日はとても長かった。
早く君に会いたかった。

今日は会えて、2人の時間を過ごせてうれしかった。
電話で話せて楽しかったし、うれしかった。


おれの君への気持ちは変わらない。
君が結婚したとしても。



ただ、マシンガンはあまり使わないでくれ。

誰もがそうであるように、おれも強くはないんだ。