「ザ・クロマニヨンズ /ビンボロール」を購入!の巻 | ブログ 走攻 (SoCo blog)

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ラジオDJ・TV音楽番組司会・イベントMC・ゲレンデDJ etc...をしている SoCo(ソーコー)と申します!

主に、音楽に纏わる事を綴るつもりです。
何を食べただ、景色が・・・とかなblogではありません。
(とかいって”お花がキレイ~!”とかUPしてたらゴメンナサイ)

2016.11.2 @TOWER RECORDS オンライン
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毎度のことではありますがロックンロールの持つ楽しさ、ブルースのカッコ良さ、などが詰まったアルバムです!

いつまでたってもその失われない瑞々しい感性…と言いますか、いつまでも良い意味で10代のままというか、ロックンロールの持つ魅力、歌うこと、楽器を弾くことの楽しさを覚えたあの思春期の頃からずっとその魅力にとりつかれ、心から楽しみ尽くしてる、そんな本当に純粋にロックンロールが大好きな大人たちが真剣に遊んでる、なんて感じもあって、ユーモアに溢れていて(焼芋焼芋連呼してみたり、今作特に連呼多めな印象も)、アイデアに富み(5曲目の「デトマソパンテーラを見た」とか一風変わったリズムももちろんタイトルも歌詞も印象的)、ユニークさも強いアルバムだと思います。

中でも1番ちょっと気になった楽曲が3曲目の「ピート」という曲なんですが、もちろん元祖ビート・パンク的なバンドTHE WHOのギタリスト、ピート・タウンゼントのことを歌っていると思われるそんな歌詞、"ギブソンで ピート ぶっ壊してくれ"(ピート・タウンゼントは初期の頃ギターでアンプぶっ壊したり叩きつけたりするのが有名)や、ずばり"マイ・ジェネレーション"曲名であったり、歌い出しの"月の光は"なんてのもドラムのキース・ムーンの名前に引っ掛けてたりもするんじゃないのかなぁ?…なんて勘ぐってみたくもなったりなのですが、さらなる勘ぐりを勝手に働かせたくなったのが、マイ・ジェネレーションと言えばJUN SKY WALKER(S)の代表曲にもあり、そしてジュンスカといえばTHE BLUE HEARTSと同時期から活動し、ライバル的にもまわりからは言われていた、盟友的な感もあるバンド、そんな彼らへのオマージュ的な要素も含まれてたりするんじゃないか、なぁ?…なんて思ったのが、その独特で特徴的な歪ませたギターの音の間奏があるんですが、その感じが80年代後半当時の両バンドの音にも通じてるような、そんな気がしたりとかなんかもして。

そして"おお マイ・ジェネレーション"という歌詞の"おお"の部分とかが特に、そうなんじゃないのかなぁ?なんて。(JUN SKY WALKER(S)のMY GENERATIONはWoo Wooを連呼している)
ひらがな表記にしてるあたりもなんかわざとそうして逆にオマージュしているような感じを醸し出してるんじゃないのか?なんて。

ほんとあくまで勝手な勘ぐりですが、もしそうだったりなんかしたら同じロックンロールに影響を受けてきた世代、バンド同士の絆、ロックンロールで繋がる愛なんてものも少し感じるような気もして、なんだか両バンドを聞いて育ってきた世代の我々、こちらも嬉しいなぁ、なんて。


兎にも角にも、一気に駆け抜ける感がよりして、突き抜けた12曲のロッンロールがmonoでより生々しく収録された感があるアルバム「ビンボロール」
まさに転がり、ROLLし続けて来た男たち(BIMBOの意味はいまいちよく分かりませんが…。これも毎度おなじみ的なタイトルのつけ方、うん特に意味はないんだよぉって言われそうな感じなのかなぁ、とか)が奏でるロック、ブルースの世界がこれでもかと味わえる、そんな「モーリー・モーリー」なアルバム

…だと"わかったつもり"なブログを書いてしまったのでありました。
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意味とか特になくていいんだよ、深読みなんてさしようとしないで、"大体そうだ それでいいのだ"

…ってことなのかなぁ、と最後の曲「大体そう」の終わり方、カットアウトの潔さが教えてくれた、そんな気がした、結局この方々、ロックンロールを通してまた生き方を教わった、そんなように思う、僕は僕でいつまでも10代の聴く側、リスナーのままなのかもしれません。


ロールしていきたい(生きたい)なぁ、いつまでも。