スタートは曇りの2日目で、雨が降るかもな予報もあったらしいのですが、逆に太陽がのぞいて、なんだったらめっちゃ晴れてた時間が多かったように思うのですが、終幕した直後にパラパラ来だして、帰る頃にザッと降るという、凄く天気に恵まれた2016年の京都大作戦。
では、1日目に引き続き、京都大作戦2016 2日目に見れたLIVEの中から、印象に残ったパフォーマンスや、発言をいくつか挙げたいと思います。
「WANIMA」
源氏ノ舞台に朝一からここまでの人が来て、パンパンに埋まった光景を見たのは彼らが初めてかも、というぐらいのまさに勢いを感じまくりのLIVEで2日目開幕!
「Crossfaith」
地獄を見せようと思います、という言葉通り、ラウド、ヘヴィにロックし、SiMのMAH氏も飛び入りしてコラボパフォーマンスも
「四星球」
今年の京都大作戦のベストアクトに挙げる人も多いのではないかと思う、というか、他のバンドには決してできない、彼らにしか成し得ない唯一無二のパフォーマンス、大いなる笑いに加え、「売れるタイミングやめるタイミングを逃してきたが、この瞬間は逃さない」というLIVEバンドとしての気概、コミックバンドとしての誇りが胸を打ち、最後は感動的にすら思える結末を迎えることに!
「FEELFLIP」
大それたことを言う前に、まずここの人たちを満足させないと、と初めて掴み取った京都大作戦、牛若ノ舞台からの飛躍を誓う熱意のステージ
「FIRE BALL with HOME GROWN」
世の中変わったか?人の心は変わったか?とオーディエンスに訴えかけるメッセージ性の強いパフォーマンス
「SABANNAMAN」
夢が実現した瞬間を、自分たちらしく、ロックの自由さを表現
「Dragon Ash」
今年も聞けた「ミクスチャーロックは好きですかー?!」プライドを持ち、続けていくことのカッコよさを身を持って実践
「NAMBA69」
ステージの上に無数のKIDSを上げ、駆けつけていたTAKUMAさんも急遽ドラムセットを支えサポートする中、奇跡的とも思える機材などには影響なく、こんな自由な空間ないよねと難波さん
「湘南乃風」
大作戦半端ねぇ、と恒例のタオル回しも凄い光景
「The BONEZ」
今までの京都大作戦史上最も大きなアクシデントではなかったか思われる電源トラブルにより、30分以上のLIVE中断をやむなくされるも、その場を自らアドリブ、即興の拡声器を使ってのパフォーマンスなどで盛り立て、そしてさらに仲間のバンドマンたちが次から次に登場し、生ドラムの音とと拡声器でのパフォーマンスで繋ぎ、そして復旧しLIVEが再開された光景は、一生忘れることのない、伝説的とも言えるステージに。
「10-FEET」
トラブルが起こった牛若ノ舞台、The BONEZのことを気にかけ、来年リベンジしてほしいとMCもある中、バンドマン、そして何より見に来てくれた、今年も参戦してくれたみんなへの愛、感謝に溢れるステージ、最後の最後には四星球が演っていた時間のない時のRIVERまで披露して取り上げる、優しさというか気遣いというか、笑いも忘れない、そんな10-FEETのメンバー3人が、やっぱ好きやねん!(恒例のKOUICHIさん歌唱による締めは、今年この曲で)
といった、今年も2日間、めいっぱい見させてもらい、楽しませてもらった京都大作戦。
なんですかね、この京都大作戦にしかない特別感や、楽しさは。
常連、同志的なラインナップから、牛若のニューカマー的なフレッシュ感、上を目指すアグレッシブさ、もあれば、先輩後輩、やってる音楽、様々なジャンル的なものを飛び超えた、ひとつの仲間感もあるという特別な感じ、それはやはり10-FEETというバンドが持つ、ロック、音楽を愛する心、仲間を思う気持ちが出演者、スタッフ、お客さんに伝わり、あの特別な空気感になるのかな、そう思います。
そして、あの幻の1回目の悔しさがあったから、乗り越えたからこそ、の賜物なのかな、と。
そんな京都大作戦、来年は10周年。
10-FEETのお3人はあくまで毎年毎年の積み重ねが、10回目になるということに過ぎない、とおっしゃるかもしれませんが、まわりがより特別なものに、お祝いしたいと放っておかないんだろうなぁというのが目に見えてくるようで、早くも来年が楽しみであったりしますが、ひとまずは、今年も10-FEETのみなさん、そして京都大作戦に関わっていた全てのみなさん、本当にありがとうございました!!
それでは、また各バンドのLIVE、LIVE HOUSEにお邪魔させてもらいますので、それぞれがっつりブチかましちゃってください!