笑っていいのか、いけないのか、コメディーとして見るものなのか、シリアスタッチな映画と捉えて見るべきなのか…どっちの感情で見ればいいのだろうかと、複雑な心境にかられる、そんな映画。
が、しかし見終わった時、これぞ映画ならでは、だからこそ描ける世界、描き方だと思い、風刺を効かせユーモアを交じえながら、戦争、独裁政治の怖ろしさ、同じ過ちを繰り返してはならない、といったメッセージを個人的に感じ、受け取った…という気になる、なかなかに深い、今までにないタイプの映画で、尾を引く作品です。
6/17(金) 全国順次ロードショー