東京に戻ってきて、既に1ヶ月半を経過したが、8月に戻ってきた東京は暑かった!!
 このところ、少しばかり暑さが和らいでいたが、今日は、再び暑さが戻ってきた感じ。
 と、知り合いから大好きな「札幌クラシック」が届いて、妻と一緒に、ぐびぐび・・・・・

札幌徒然日記

 と、そこで、気づいた。東京に戻ってきてから、上京の折などに、札幌・北海道の懐かしいものを持ってきてくれる人がたくさんいることに。

 で、いくつかを紹介すると、こんな感じになる。
 
 まず、ふらのワインの「羆の晩餐 」。それから、札幌カリーせんべい「カリカリまだある?」

札幌徒然日記

さらに、石屋製菓の「美冬 」に「白い恋人」

札幌徒然日記

 
それから、六花亭 のお菓子詰め合わせ

札幌徒然日記

 珍しいところでは、帆立屋しんやの「ほたて燻油漬 」。
 

 何だか、札幌や北海道のものに囲まれて、幸せです(涙、涙)

 皆さん、ありがとうございます!!!


 追伸:もちろん、この記事は、何か持ってきてくれ~という要求をするという趣旨のものではありません。素直に喜んでいて、嬉しいので、書いちゃったということでご容赦下さい。(それにしても、いただいたものに、一切ダブりがないのは不思議です。)
ということで、上京の際には、お気軽に「手ぶら」でお立ち寄りいただきますよう、お願いします。これ、ほんとです。


 札幌に来てから3年と数日が経ったところで、東京への帰還命令が来た。
 しがないサラリーマン生活につきものの転勤とはいえ、後ろ髪を引かれる想い・・・・・
 そこで、札幌生活で好きになったもの・事を改めて思い浮かべてみた。その結果を、アド街ック天国張りに、ベスト20として発表しま~す!!

 まず、第20位は!
 とうもろし、アスパラガス、じゃがいもなどの季節の野菜。
 とりわけ、ピュアホワイト、ホワイトアスパラガスなど、北海道でしか、なかなかお目にかかれない野菜は、本当にうまい。高級フレンチレストランで食べてよし、ドライブの途中でとりたてをいただいてもよし、近くのスーパーで買ってもよし。

 第19位は!
 札幌市電。
 ちなみに、アド街(札幌・円山)では、30位。通勤で3年間お世話になったので、いろんな姿の市電を見てきた。夏によく見かける貸切市電は、なぜだか怪しげな色合いのライトアップだし、冬のイルミネーションも目を引く。また、札幌市立大学の学生が手がける車内装飾も、サイケなものがあったり、かわいいものがあったりと面白い。除雪に活躍する「ササラ電車 」もお見逃しなく!!

 第18位は!
 モエレ沼公園
 イサム・ノグチの設計による公園で、ガラスのピラミッド、モエレ山、テトラマウンドなどの幾何学的な造形が広大な公園内に見事に配置されている。また、ずっと眺めていたいなあ~

 第17位は!
 大きな紅葉。
 札幌の人が気づかずに当たり前と思っていることは結構多いが、これもその一つ。札幌の秋はあっという間に通り過ぎるが、この時期に、札幌中心部を少し離れると、大きな林や森が広がっており、その紅葉が何とも美しい。東京の六義園などの日本庭園の紅葉も、もちろんいいのだが、北海道特有の広大な紅葉はとっても魅力的。ゴルフ場の紅葉もいい。ちなみに、中島公園の紅葉は、大きな紅葉ではないかもしれないが、これはこれで美しい。(まあ、紅葉が美しいということで・・・・)

 第16位は!
 さっぽろ雪まつり
 今年で62回を迎える誰もが知る有名なお祭り。地元の人は今更行かないね、と言ったりするが、初めて見る人には、なかなか衝撃的。まず、雪像がこんなに大きいのか、と度肝を抜かれる。と、同時に、手で触れたくなるような滑らかな雪質と細やかな彫り込みに見とれてしまう。スノーボードの競技大会も開催されるなど、新たな取り組みもあり、引き続き、頑張ってほしいお祭り。それにしても、お祭り後に、雪像が取り壊されるのは、仕方のないことだけど、ほんともったいない!

 第15位は!
 定山渓温泉
 札幌の中心部から40分で行ける本格温泉。家族・カップル向けから団体旅行まで、幅広い客層に応えることができる。とにかく中心部から近いので、今日行こうと思い立ったら行けるのが凄い。

 第14位は!
 札幌芸術の森美術館と野外美術館
 気になる展覧会があるたびに、よく訪れた。このブログでも取り上げたが、ネオテニー・ジャパン展など、現代美術系の展覧会も結構あり、楽しませてもらった。また、野外美術館も、森の中に、様々なシュールな彫刻やオブジェが現れて、飽きさせない。

 第13位は!
 近いゴルフ場とスキー場。
 30分も車を走らせれば、立派なゴルフ場に到着。料金は1万程度で、広々としたコースを十分に楽しめる。驚くことに、ハーフを終わった時点で休憩がない。朝早くスタートすれば、昼ごろには終わってしまうので、昼食を食べて解散。家に帰って、家族サービスはできるし、更にその後、夜の街に出て飲むもよし、後ほど紹介するKitara(キタラ)でクラッシックを楽しむもよし、札幌ドームで野球やサッカーを見るもよし、近々オープン予定の四季劇場でミュージカルを見るもよし。もちろん、先ほど紹介した定山渓温泉に入るのでもOK。私は、これを称して、「札幌にいれば、実質的に人生が1.5倍楽しめる」と言っている。とにかく、思い立って、すぐに実行に移せるのが魅力。(雪が降ると制約もあるが、東京など雪に慣れていないところに比べると、対策もしっかりしているので、案外、制約は少ない。が、流石に冬にゴルフはできませんので、スキーをどうぞ。)

 第12位は!
 ジンギスカン。
 ずっと昔、ビール園で、冷凍の丸い肉を食べた記憶がある。あんまり、おいしくなかったような・・・。でも、今や冷凍の輸入丸肉から道産の高級肉まで、また、たれ付から塩焼きまで、とにかくうまい!また、楽しみ方も、様々。夕食代わりに食べる人もいれば、2次会・3次会後の〆として食べる人もいる。(こちらの人に言わせると、ラーメンよりももたれないらしい。確かに、こちらのラーメンは量が多いこともあり、ジンギスカンの方が、体への負担は軽いような気もするが。)なお、有名店「だ○ま 」では、ジンギスカンのたれにお茶を入れてもらい、スープ代わりに、ごくっとやって完食となる。お忘れなく。

 第11位は!
 ホワイトイルミネーション
 え!?と思った人も多いのではないかと思うが、好きのものは好きなのだから、仕方がない。11月末から、大通では1月頭まで、すすきのや駅前通では2月中旬頃まで、寒く白い雪景色の中のライトアップが楽しめる。また、クリスマスぐらいまでは、ミュンヘンクリスマス市 というのも開催され、気分はクリスマス~。これがこれで、単身には少しばかり寂しくて、いいんだよな~。グリューワイン(ホットワイン)を飲めば、寒い心も温まる?

 第10位は!
 北海道限定ビールサッポロクラシック
 とにかく、うまい。「北海道で飲むと、特別おいしいようにつくりました」と、サッポロビールのHPにあるが、北海道以外で飲んでも、おいしいことは確認済み。毎年、親戚に送って大変うまいとの評判だ。札幌を離れることは、いろんな意味でつらいが、このビールを簡単に飲めなくなることも、その一つ。だが、ぜひとも、北海道限定を基本的に守ってほしい。外国からのお客さんを接待して分かったのだが、彼らも「サッポロビール」の存在は、当然知っている。しかし、クラシックまで知っている人はなかなかいないので、それを飲ませるだけでも、十分喜んでもらえる。

 第9位は!
 Kitara札幌交響楽団
 Kitaraとは、札幌コンサートホールのこと。ピアニシ・・・・モの微弱な弦の音から、大迫力の打楽器・管楽器の爆音まで見事に再現できる。ダイナミズムの大きな曲を聴くと、その再現力に本当に感激する。私が聴いたのでは、このブログでも紹介したラヴェルのラ・ヴァルスが最高だった。現在の札響の音楽監督は、NHK交響楽団の正指揮者でもある尾高忠明。是非、ベルリンフィルのように、夕方からおしゃれして、夫婦やカップルで、Kitaraにデートに行くようになると、いいのだが・・・。それとも、とりあえず、出張できたビジネスマンに安い当日チケットを売るとか、できないものだろうか・・・。良いものがあるのに、地元の人が楽しまないのは、本当にもったいと思う。

 第8位は!
 藻岩山 とそこからの夜景。
 日本には、様々な夜景があるけれど、これほど広がりがあって、しかも都会的な夜景はないのではないだろうか。日本は島国なので、湾の当たりにぎゅっと凝縮した夜景は結構ある。また、東京のは正にメガロポリスのSF的夜景。藻岩からの夜景は、どちらとも違い、生活のにおいがしつつ、広大な夜景なのだ。お勧めの時間帯は夕方。ぽつぽつと明かりがついて、広がっていく感じが、何ともいえず郷愁を誘う。現在、展望台等を工事中。その間は、旭山記念公園 からの夜景(昼に町並みを見るだけでも面白い)が、お勧め。

 第7位は!
 さっぽろ夏祭り
 確かに「祭り」というだけあって、後半戦は北海盆踊りなどの踊りものもあるが、やはりメインは、さっぽろ大通ビアガーデン。はじめてみると、その人の数に圧倒される。何といっても、大通公園をぶち抜いて、ひたすら人とビール!それから、何といってもうれしいのが、夕暮れからだんだんと爽やかになって来ること。東京のビアガーデンといえば、ビルの狭い屋上で蒸し暑い中、汗を噴き出しながら飲むものと相場が決まっている。もちろん、札幌でも昼間の太陽が照りつける中、飲むこともできるが、それでも風が吹けば、さらりと爽やか~。夕暮れになると、ほんと、この世の極楽です。

 第6位は!
 スープカレー。
 すっかりはまってしまい、100軒以上を制覇。平均すると、ほぼ毎週1回は食べていた計算になる。好みとしては、さらっとタイプ。香辛料の辛さがはっきりと分かるし、ルーカレーでは味わえない素材そのもののうまさも味わえる。今は、東京に店を出しているところもあるが、これまでのように気軽に味わえなくなるのが、本当に残念。

 第5位は!
 すすきの
 いわずと知れた北の大歓楽街。何より面白いのが、その雑多な店の数々。単なる居酒屋と居酒屋の間のフロアが怪しげな風俗店だったり、かと思うと、怪しげな映画館の上に、思いかけず高級なウイスキーの店があったりと、
他の都市では考えられないようなカオスぶり。さらに、ドアを開けっぱなしにしている店も結構あるので、ふらっと入ってしまいそうになって・・・すすきのゼロ番地 は、昔ながらの店から、若者向けのおしゃれなバー、うまい蕎麦屋まで、バリエーションに富んでおり、結構お世話になった。地下に降りていく時のタイムスリップするような感覚を是非味わってみるべし。

 第4位は!
 雪。
 道産子には怒られそうな気もするが、雪かきをする必要がないマンションに住んでいたので、雪に対して、ほとんど嫌な思いがないというのが正直なところ。とある道外から来ている人が(その人は結構長いこと、札幌にいる人なのだが)、「雪が降るとやっぱり高揚するんだよね」と言ったのには、思わず「その通り!」と叫んでしまった。小さい頃から雪を見ていない人間の多くは、雪を見るだけでアドレナリンが大量に出るようだ。しかし、もちろん油断は禁物。私などは、家から市電の駅までの普段であれば5分ほどの道のりの途中で、横殴りの雪と地吹雪に襲われ、本当に遭難してしまうのではないかと思った。やはり、フードつきのコートは欠かせない。でも、家の中からなら、外の吹雪の様子を時間を忘れて観ていられるんだよなあ~。

 第3位は!
 優しく、おおらかな人たち。
 道産子たちが、自他共に認めるように、多くの人がおおらかでのんびりしている。私はせかせか人間を大量に輩出する大阪の出身だが、こちらの人たちのおおらかさが、本当に大好きになってしまった。この点、当人達は、「ぎらぎらしていないので、ビジネスに弱いのが問題なんですよね」などと自己評価することが多いが、そう言いつつ、自己変革しようなどと本気で思っている節はない。しかし、そこもいいところ。ならば、思い切って、日本一のんびりおおらかな都会、最近のぎすぎすした日本人をいやす札幌というので、売ってみてはどうかと思う。のんびりというのは、高級嗜好や本物嗜好に通じるものがあると思うのだが、いかがでしょうか?

 第2位は!
 爽やかな夏の朝の目覚め。
 何らじゃらほい!という声が聞こえてきそうだが、これも素直に素晴らしいと思うのだから、仕方がない。大阪も東京も、日本の夏は蒸し暑いと決まっている。夏場の目覚めは、体に張り付いたパジャマを引き剥がしながら、不快感とともにやってくるのが、相場なのである。なのに、ここ札幌の夏の朝は本当に爽やか。最近は札幌も湿度が高くなってきているようだが、それでも東京等と比べものにならない。う~ん。東京に戻るのが、もう少し遅ければ・・・・。

 第1位は!
 大通公園
 第1位は、オーソドックスだが、やはり大通公園。都会のど真ん中に、これだけ存在感のある大きな公園があるのは珍しいし、春夏秋冬1年を通じて、様々なイベントなどにも利用される。でも、イベントに利用されていない普段着の大通公園も大好きだ。芝生に寝っころがったり、思い思いにぶらぶらする人たちの姿を眺めていると、何だかとても幸せな気分になる。

 このほかにも、ラーメン、かに、時計台、札幌ドーム、テレビ塔、円山動物園など、次から次に、際限なく好きになったものが浮かんでくる。また、札幌を離れてみて初めて、好きだったんだと気づくものもあるかもしれない。ブログは、後からでも修正が可能なのが良い。ということで、今日は、一旦ここまで。



 単身赴任にあわせてオープンしたこのブログも、これにて一応、終演。読者の皆様、本当に長い間ありがとうございました。また、お会いするときまで。 See You・・・・