前回の続きですが、無意識に相手と呼吸をあわせることができれば
心をひらくのがはやくなります。
これはミラーイングの応用ですね。
ただ、必死に相手と呼吸をあわそうとすると効果はありません。
むしろ、なんかこの人おかしい。。
といった印象になってしまう可能性のほうが高いでしょう。
呼吸をあわせるときは、常に呼吸をあわせる必要はありません。
相手と会話のポイントがズレたときだけ、呼吸をあわせてください。
お互い、楽しくお話ができている時に、呼吸をあわせても意味はないです。
なぜならこの時、お互いは無意識に同調しているからです。
だから相手との違和感がないときは、そのまま会話を続けて、しっかりと相手の目を見ながら
お話を聞いてあげてください。
会話の間があいたときは、相手の呼吸に集中して、相手が話しはじめるその瞬間にだけ
息を吐きます。
もし沈黙が続き、相手が何も話す様子がなければ、こちらから話しかけ、相手が話し始めたタイミングで息を吐いてください。
このチューニングの技術は初対面の時に使うのが一番効果があります。
なぜなら、初対面の時は、相手があなたを理解しようとしている時だからです。
呼吸のリズムが同じだと、相手は無意識で、「彼は私と同じだ」と思うので
急速に仲良くなれます。催眠と少し違う普通のコミュニケーションだと思う人もいると思いますが
無意識を利用しているので、これは催眠だと私は考えています。
チューニングをぜひこれから使ってみてください。