私は地域の歴史・風土に関心を持っています。その歴史に陽を当ててやりたい気持ちも持っています。
神奈川県藤沢市の東部に村岡(むらおか)が在ります。この地は台地と谷戸が重なり合う土地でしたが、現在は、その丘も開発され薬品工場などが建っています。
この村岡(むらおか)の地名は、もとは、「群がる丘」(むらがるおか)から変わって来たようです。
この村岡の地には鎮守である、「御霊神社」が有ります。
村岡の御霊神社を望む
「旗立て山」に至る緩やかな小径
この御霊神社の奥に、小高い丘が有り、そこは前9年の役で、源 頼家(1182~1204)がこの丘にに源氏の白旗を立てました。
☆源 頼家 →頼朝の長子。修善寺物語の悲劇の将軍
村岡の御霊神社の境内にある神社のシンボルックな「タブの木」。「タブの木」は、クスノキ科の常緑高木。この木の回りは、5㍍ほど有ります。この木の葉とか樹皮を粉にして、線香の結合剤に用います。